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もんのすごい市場になるかもしれません!?

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今日はもちろん先物ネタです(笑)


今、日本の取引所体制の抜本改革を目指した

政府の「総合取引所」構想が、

動き出しているのをご存知でしょうかはてなマーク


東京市場の機能を強化し、世界の金融センター

として再活性化することが大きな狙いだそうですパー


簡単に言うと、この数年間で国内の各取引所を

東京と大阪の二大証券取引所を中心に

まとめちゃいましょう、ということですグッド!


運営サイトである

元外務員が教える面白いほどわかる商品先物取引

でも、いずれ2つの取引所だけになってしまうのでは!?

と書いているのですが、

ついにそういう時代がやってきたか、

という感じがします得意げ


取引所の整理統合や関連規制を変更することは、

個人も含めて、多くの投資家に様々な利点を

もたらす可能性も大いになりますが、

既存取引所の主導権争いが表面化してしまうと、

かえって投資家を混乱させてしまう可能性もあります。


政府主導で行う取引所大再編が

どういった影響をもたらすのか、

今、注目が集まっているんですチョキ


取引所が統合されたら、

個人投資家が期待できる利点は何か?

と言うと、


1つは、取引所の取り扱い商品が増えることでしょう。


そしてさらに証券、商品先物の取引所が1つにまとまれば、

投資家が取引所ごとに支払っていた証拠金を

一本化できる可能性もあります。


投資家にとっては事務手続きが簡素化できますし、

経済的な負担も減らせるメリットがあるのですアップ


何度かお伝えしてきましたが、

米国ではガソリン、農作物などの先物取引が浸透しています。

でも、日本ではやはり商品先物取引は

イメージの悪さからもまだまだです叫び


でも、もし、取引所が1本化されて、

日本でも身近な商品が証券取引所で売買できたら、

主婦層のような一般の人々にまで商品先物が

浸透するかもしれない、と期待されているんですニコニコ


まだまだ先、と思う方も多いかも知れませんが、

成功している事例もあるんですよ音譜


それが金ETFです目


まだ知らない人も多いかも知れませんが、

ここ数年で取引量もどんどん増え続けている

人気商品の一つですアップ


すでに証券取引所では、

東証でも大証でも金に連動するETFを上場し、

活発な取引が行われています。


金ETFをきっかけに、個人投資家にとって

商品の売買は身近になりつつあるんです。


商品先物が証券取引所に直接上場し、

取り次ぐ金融機関が証券会社になれば、

投資家層は一気に広がる可能性もあると

期待されているんですよにひひ


政府が各取引所の再編を促して

金融市場の活性化を目指しているのは、

海外の金融センターに先を越されているからです。


ニューヨーク証券取引所は07年、

パリ証券取引所やロンドン金融先物取引所を

保有するユーロネクストと経営統合し、

NYSEユーロネクストが誕生しています。


シカゴ・マーカンタイル取引所(CME)と

シカゴ商品取引所(CBOT)も

親会社同士が07年に合併しています。


いずれの大再編も、「有価証券」を扱う取引所が、

デリバティブ(金融派生商品)などの

取り扱い商品を拡充するためです。


世界でデリバティブを上場している取引所を

時価総額で首位で比べると、上位には

デリバティブ商品を併せ持つ

総合取引所が名を連ねているからです。


1位と2位は先物取引所ユーレックスを持つ

ドイツ取引所とシカゴ・マーカンタイル取引所(CME)が

時価総額約1兆3000億円で並んでいます。


3位は香港取引所(約1兆1000億円)で、

4位にNYSEユーロネクスト(6400億円)が続きます。


これに対し、ロンドン証券取引所の時価総額は

約2300億円と、1位のドイツ取引所の5分の1以下。


ナスダックOMXグループ(約4300億円)は

約3分の1にとどまり、世界的にデリバティブ取引所を

一緒に持つ総合取引所が高い評価を受けているんです。



日本はどうかといえば、デリバティブ取引を

行っている大証の時価総額は約1100億円

とロンドンの半分ダウン


東証では上場さえまだこれからという段階です…叫び


とにかく海外から見れば、日本の金融市場は

赤子同然なんですねしょぼん


日本の市場が海外から取り残されないために

政府も必死になった、ということですパー


東証が日本を代表する取引所として、

個人投資家から大口の機関投資家まで

皆がアクセスし、生活やビジネスに

役立てることができるユニバーサル取引所に

なるためには、まだまだ問題が山積みですが、

これからが楽しみであることには間違いありませんニコニコ


銀行預金に眠る日本の個人マネーをいかに

金融商品に呼び込めるかは、これからの

業界再編の動向にかかっていると思いますグー

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・・編集後記・・

最後まで読んで下さってありがとうございましたラブラブ
また次回をお楽しみに 音譜


☆記事発行者:lily
☆公式サイト:http://www.shohin-sakimono.net/

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