皆さんお元気にしていますか?

ワールドカップのベスト8が出揃いました。

日本のサッカーファンの方々は
残り少ない試合を眠い目を擦りながら🥱
時には興奮しながら
二度寝で寝過ごしてしまう事もありながら…。

スペインでは試合がお昼の16時・20時開催なので、寝不足の心配は無く最後までどの国が優勝するか楽しみながら観戦して行きたいと思います。

今回は今、自分が指導者として監督をしている、

Sonseca(ソンセカ)と言うBenjamin A(U-10) で大会に参加した時の事を書こうと思う。






この大会は、Sonsecaと言う小さな街にあるチームが12月の1週目の祝日を使って開催している1デイの大会で

Prebenjamín (U-8)
Benjamín (U-10)
Alevín (U-12)

と3日間に渡って行われている。
元スペイン代表であった フェルナンド・モリエンテス
の出身地と言う事もあり、その名前が使われている大会で、
ソンセカでプレーをしている子供達にとってはその大会に出る事・プレーする事は今行われている
「ワールドカップ」
に出てプレーする感覚に近いのかもしれない。

何故なら、
各カテゴリーの中にあるAチームしか出れない、2年に一度の大会+自分がAチームに所属していないと出られないと言う裏事情が関係している。

大会に参加するチームは
一般の街クラブから1部リーグに所属している下部組織まで様々…。




今年で34回目の大会と言う事もあり、
街中の人達がどう言う大会なのか周知で事実で子供達に期待・声援を送る。

親御さんのプレッシャー
チーム関係者からのプレッシャー
監督からのプレッシャー

色々な要素が複雑に絡み合って本人達も知らないうちに身体を重くし・メンタルを蝕んで行く…。

結果から話すと予選リーグ3戦中3敗
1試合目 0-3 ×
2試合目 1-3 ×
3試合目 2-4 ×

予選リーグは20分1本で行われる為、
先に先制できるか、
1試合目に勝てるかどうかでその後の試合展開が一気に変わって来る。

にしても、
試合が始まって感じた事だが
余りにも子供達のプレーが悪すぎる…。
今まで出来ていたプレーが出来ず、プレーも消極的、
試合中負けている状況で泣き出す子さえ出ている状況…。
1試合目の後、2試合目の後と色々と声掛け、ミーティング、コミュニケーションを行ったが結局は3戦・3敗。

1試合も自分達のプレー・力を見せる事が出来ずの敗退となった。
試合後、少し時間を空けてからブログを書いているが、試合中の自分を振り返ると指示や声掛け、交代などの選択も平常時の自分とは違った気がする。

・子供達のちょっとした仕草に気が付かなかった事
・子供達の立場になってプレッシャーを取ってあげれなかった事
・プレッシャーの中でかける言葉

まだまだ、まだまだ経験不足を感じ、
自分の力のなさを感じた1日でした…。

規模は違うが、
人々の期待を背負ってプレーをし
結果を残すプレーヤー。
そのプレーヤーに平常時以上のプレーが出来る準備をするスッタフ。
予測不能の事態が起きても直ぐに対応&決断をする監督。

ワールドカップで戦っている人達はどんな高い壁・プレッシャーを乗り越えて戦っているんだろう?

色々な事を思った1日でした。

布目浩樹



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