右脳的「生きづらさ」脱出法 | 「ひとりぼっち」のあなたへ

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NHK福祉番組出演、各地講演、生きづらさ書籍執筆――

幼少期の傷、自殺未遂、DV、依存…心の病サバイバー、咲セリが伝授する
生きづらい人生が「しあわせ」に変わる100の習慣と生の体験談
(「周りの人ができること」アドバイス付き)

(続きです)



昨日の「左脳的生きづらさ解消法」に引き続き、
今日は、「右脳的生きづらさ解消法」。


できれば、私自身も体験したヒプノセラピーについて書きたかったのですが、
いかんせん、私も、その最中は、催眠状態にいるわけで思い出せず、
何かいい文献はないかと調べたのですが、それもなく…。




気持ちを切り替えて、
これも、私に合ってたなという、箱庭療法について、
お話できればと思います。




私が箱庭療法に出会ったのは20代の頃。


夫への暴力が止められず、
自傷や、自殺未遂も繰り返していた頃です。




箱庭療法では、1m半×1mほどの箱があり、
そこには、砂浜のような白い砂が敷き詰めてありました。


その砂をどけると、海のような青。


それを、砂を動かしたりしながら、
沢山ある、人間や動物、植物などの人形を置いていくのです。




私が、最初にやった時は、
砂を、いくつもの島のように分け、孤島を作りました。


それぞれに、動物の島があったり、

笑ってる人の島があったり、

倒れている人の島があったり…。


おそらく私は、この頃、人に合わせて自分を取り繕って、
自分の中に、いくつもの、相容れない自分がいたのだと思います。


感情や人格が、一体化していない。


そんなことを、今なら思います。




興味深かったのは、夫にもしてもらった時。


彼は、砂をどけ、そこにマリア像を寝かせました。


そして、そのマリア像を取り囲むようにして、
動物たちを、まるで祈りをささげるように並べました。


そこまでなら、なんとなく理解できます。




ですが、夫は、最後に、そんなみんなを、
真っ白な砂で、覆い隠してしまいました。




その時、気づいたんです。


彼は、私という存在と付き合う上で、様々な思い、
特に、悲嘆の感情、愛情の感情、

自分という存在を隠して生きてるのではないか…と。




とはいえ、箱庭療法は、そういった施設に行かないとできませんよね。



そこで、簡単に家でできる方法はないかと考えたので、
次回、お話させてくださいね。


(続く)








 

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