試合終了~ガンバ大阪vsFC町田ゼルビア
前半の半田陸の退場が全てでした。
それまではガンバが完全にゲームを支配していました。
ワンサイドゲーム。
なんなら大量得点での勝利もあり得そうな雰囲気でした。
たしかに、陸の2枚目は仕方なかった。
でも、1枚目はどうだったか?
審判の判定がすべてをぶち壊しにしました。
数的優位はゆるがせない。
そこからジョジョにガンバは劣勢に。
正直、2点目のPKも疑問が残ります。
敗戦自体は仕方がない。
でも、やはり町田ゼルビアの選手には好感は持てませんでした。
いや、もっとハッキリ言えば「汚いチームだ」という印象が終始つきまとっていました。
象徴的だったのが88分の仙頭選手の交代時。
時間がないガンバにとって、早く交代を促したいところで仙頭は時間稼ぎ。
ライン外に出されても悪態をつくような感じで何かを叫びながらガンバの選手に詰め寄って、審判にすら交代を促される始末。
ああ、これだなと思いました。
試合中、ずっと漠然と汚いプレーだと思っていたけど、その正体は何だろうと考えていました。
その答えがここにありました。
悪意
彼らのプレーには悪意がある。
そして、相手へのリスペクトがない。
自分たちさえ良ければ相手選手はどうなろうとかまわない。
相手のことなど知ったことではない。
それが見ている者には伝わってくる。
ラフなプレーは他のチームにもあります。
でも、それは激しく争った結果としてであり、そこには相手へのリスペクトがあります。
しかし、町田ゼルビアの選手たちにはそれがあるようには見えない・・・・・・。
だから町田ゼルビアと対戦したチームのサポーターは皆、彼らを嫌いになる。
チームも嫌いだし、あのチームにいた選手を自分たちのチームに受け入れたくないと思う。
それを超えるほどに抜きんでた才能の選手なら行く先もあるでしょうが、大半の選手にとってはマイナスでしかない。
そして、逆も然りで、このチームには移籍したくないなと思われてもいるでしょう。
少なくとも、他のプレイヤーに対して敬意を持たないような選手にガンバには移籍してきてほしくないし、ガンバの選手にも行ってほしくない。
プロなので、その辺には目を瞑って出番を求めて、あるいは金銭を求めて移籍することはあるでしょうが、これは選手にとってもチームにとってもマイナスでしかない。
今だけここだけ自分だけ。
高校サッカーは一年だけ。
今、目の前の試合に勝ちさえすれば何をしてもいい。
でも、プロチームはその先もずっと続いていく。
そして、ファンを獲得するにはただただ勝てばいいというものではない。