◆ガチンコ勝負のお酒!?【立春朝しぼり】 | ■日本酒と料理の相性を愉しむ…■

■日本酒と料理の相性を愉しむ…■

●季節ごとの日本酒とお酒のアテとの相性を愉しむ【お酒の歳時記】です… ●

  【開華 立春朝しぼり】  

このお酒のデータは…

蔵元

第一酒造
(栃木県・佐野市)

特定名称

純米吟醸 生原酒

使用米

「五百万石」(精米歩合53%)
「美山錦」(精米歩合53%

酸度 1.4 アミノ酸度 1.3

日本酒度 -1~+1

アルコール度 17.0~18.0%


今宵の一本は、年に一度の真剣勝負のお酒!?

【立春朝しぼり】です。 

 暦の上での「立春の日」は2月4日で、もう既に15日以上も過ぎてしまっていますが、今宵味わったのは、年に一度この立春の時期だけにしか楽しめない季節限定のお酒,その名も「立春朝しぼり」です!


 これは「立春の日」に向けて各地の蔵元が仕込んだお酒を、前日の「節分の日」から一晩中かけてしぼり続け、それを地元の酒屋の人々が蔵元まで出向いていろいろと作業を手伝いながら、神社のお祓いを受けて持ち帰ってきて販売するという、まさに「春の訪れを告げるお酒」なんです。


 通常であれば事前予約のみの限定販売のお酒なのですが、仕事が忙しくてついつい予約するのを忘れてしまい、気がつけば既に2月7日!,半分あきらめ気分でネット内を探し回っていると、何と奇跡的に栃木の第一酒造さんの「開華 立春朝しぼり 純米吟醸 生原酒」がまだ販売されているのを発見し、あわててクリックして発注!


 クール便で届いたお酒を、我が家の冷蔵庫兼酒貯蔵庫で大切に保管し、仕事も一段落したところでようやく味わうことができました。


 この「開華 立春朝しぼり」は、蔵元の「第一酒造」さんにとっても、年に一度の「立春の日」だけに瓶詰めする、失敗の許されないいわば「一発真剣勝負」のようなお酒で、そんな意気込みが伝わってくるせいか、呑む側も自然と気合が入ってしまいます。


 何と言っても「しぼりたて生原酒」なので、「新鮮で華やかな香り」と「弾けるような躍動感のある味わい」がこのお酒の最大の魅力で、まさに「迫力満点」という表現がピッタリの呑み心地です!

 

 今回の肴は、「銀だらの西京焼き」や「ロックフォール」(フランスのブルーチーズの王様)etc.を合わせてみましたが、個性と個性のガチンコ勝負による、両者の「味わいの溶け合いの妙」をじっくりと楽しむことができました。


 ちなみ「生原酒」は、アルコール度数が17~18%とやや高めなので、料理と一緒にぐいぐいと呑んでいると酔いが回るのが早く心配だと言う方には、「日本酒,ときどき和らぎ水」という呑み方をお薦めします。

 これは別に特別な呑み方ではなく、日本酒の脇に自分のお気に入りのミネラル水(あまり硬度の高くないものがベター)を用意しておいて、ときどきミネラル水を飲みながらゆっくりとお酒を楽しむという方法です。


 さて、こんな素敵な「立春朝しぼり」も、次回は来年の2月まで待たなくては呑めないのかと思うと非常に残念ですが、もしかしたらネットの中を探して歩けば、まだ何本かは発見できるかも?!