先週の音故知新です![]()
Bedouin Ascent
「Music for Particles」(’95)
テクノの名門レーベルRising High(しかし’95に活動終了)からリリースの2nd。
アンビエント的なトラックに金属的なパーカッションが畳みかけるのが印象的。
Bedouin AscentのKingsuk Biswasは、以前の「音故知新」で紹介したLo Recordingsのコンピ「Lo Recordings vol.2: Collaborations」('96)でLuke Vibertと演ってた曲↓やDavid Toopと演ってた曲も良かったですが、2000年代以降は目立った活動は無いようです。
・Bedouin Ascent / Trace²
・The Slack Dog Ensemble / Ruff Dog
Tatyana
「Treat me right」(’22)
バークリー音楽院を卒業し、Neneh Cherryのツアーにハープ奏者としても参加していたTatyana Phillipsのデビュー盤。
上記のエリート?経歴の女子が演るのは、なぜか今時らしいエレクトリックなドリームポップで結構エレポ寄り。
私はまあ好きですが、今まで君は何を学んできた![]()
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と恩師などからは怒られそうな感も?
・Tatyana / Kiss me right now
大野雄二
「Best Hit Live - Roots of Lupin Music」(’22)
Blu-ray+CDやBlu-ray, DVDで発売された本来映像メインのもののようで、知人にCD借りました。
「最初っからこれ出して大丈夫?一番盛り上がる曲じゃないの?」な、ゲストの松崎しげるのボーカルの「ルパン三世のテーマ」で始まり、「これも大野雄二なの?」な「人間の証明のテーマ」や「きのこの山」まで。
映画「カリオストロの城」(’79)は2回ぐらいしか観てないはずなのに↓の曲はすごく印象に残ってるなあ。
・大野雄二 featuring 藤原さくら / 炎のたからもの
Various Artists
「Blue Break Beats」(’92)
Blue Noteの音源の中から、ヒップ・ホップの楽曲にサンプリングされた元ネタ~ジャズ・ブレイク音源, ファンキーな音源を集めたコンピ。
レア・グルーヴ, ジャズ・ファンクでかっこいい。
Gilles Petersonも監修に参加。
vol.4まで出てたはず。
・Grant Green / The Final Comedown
今回のお気に入りは ![]()
Underworld
「Dubnobasswithmyheadman」(’94)
当時の熊本には大型輸入盤取り扱い店が無かったので、わざわざ渋谷のCISCOから通販でCD買った覚えが。(おまけに最初は手違いでアナログ盤送って来たので返品)
Rupert Hineプロデュース作もあったり、以前はニューウェーブ&エレポだったUnderworld。
‘91にDarren Emersonが加わり(’00に脱退)、ニューウェーブ&エレポ風味も若干残っている感もありつつも大変身。
テクノ, プログレッシブ・ハウス方向への転身。
この路線で大成功し、現在は大御所に。
リンクは、定番「Dark & Long」や「Dirty Epic」などではなく、あえて漂うニューウェーブ&エレポ感が好きで、女性の微妙な日本語と目覚まし時計のサンプリングが印象に残る↓を。
・Underworld / M.E.
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