大震災が起こってはや1週間ですね。

被災者の皆様は悪夢のような一週間を過ごされたことでしょうが、厳しい現実はまだまだ続きます。

お体に気をつけられて、強く生きて行かれますよう心から祈っています。


この大震災が教えてくれたことの②は「思いやりの心」です。

ご自分の家は流され、親戚縁者の消息も分からないまま、被災者の皆様を懸命に励ましながら、寝る間も惜しんで、医療行為を続けておられるお医者さんの姿がYVで紹介されました。

医者としての義務感だけではとてもここまでできないと思います。

地域の人を一人でも多く助けたい、元気になってほしいという強い思いの現れではないでしょうか。

また、全国各地に広がった義援金の募金活動では、多くの企業や各種団体をはじめ、高校生や中学生までもが街頭で声を張り上げ、頭を下げて募金を呼びかけています。

そして、これらの呼びかけに応え、積極的に募金箱へお金を入れる人々。

誰もが、災害で苦しみ、困っておられる人たちを助け、勇気付けたいという強い気持ちが、このような行動に駆り立てたのだと思います。


避難所の中でも、元気な人がお年寄りや体の弱い人に声をかけたり、食料や毛布などを優先的に配る姿がいたるところで見られました。

厳しい寒さの中、充分ではない毛布に包まって、自分たちは震えていながら、わずかしかない石油ストーブの周りには、まず赤ちゃんを寝かせることが当たり前のように、自然に行われていました。

普段はお互いに声をかけることもない人たちが、このような極限状態に置かれたとき、このような行動ができるのですね。


最近は個人主義がはびこり、周りの人には無関心で、「自分だけ良ければいい」という風潮が強いように思っていましたが、未曾有の震災が私たちに「思いやりの心」を思い出させてくれたのでしょうか。

自省の念を込めながら、ほのぼのとしたものを感じます。