BAKUHATU

テーマ:

日曜日の午後にその事件は起きた。

 

 

 

 

 

あの日は梅雨入りしたばかりで

 

 

朝から雨だった。

 

 

いつもの日曜日は混雑した室内だが

 

 

近い大会もなく、雨ということもあり

 

 

ゆったりと時間が流れていた。

 

 

私は、いつも通り施術を終えると

 

 

患者さんが希望した酸素カプセルへ誘導した。

 

 

別室にある酸素カプセルに

 

 

移動している患者さんは

 

 

スッキリとした様子で

 

 

初めて入る酸素カプセルに戸惑い

 

 

ながら入って行った。

 

 

私にとっては何気ない日常だった。

 

 

その瞬間が訪れるまでは。

 

 

機械の操作を終えると

 

 

次の予約時間まで日課の

 

 

勉強(漫画)をする事にした。

 

 

コーヒーを飲みながら

 

 

古武術の秘伝書(バカボンド)

 

 

を読み込んでいるときに

 

 

その時はやってきた。

 

 

 

 

 

ドカンっ!!!!!!!!

 

 

 

 

日常では聞きなれない大きな音と

 

 

共に衝撃が伝わってくる。

 

 

別室に居たにもかかわらずだ。

 

 

人は予想外の出来事が起こると妙に冷静になるものだ。

 

 

だが驚いた拍子に勉強道具(バカボンド)を放り投げて

 

 

いた。

 

 

辺りを見回し、状況判断する材料を探す余裕がある。

 

 

それは耳で理解した。

 

 

いつもならシューっと空気が抜ける音が

 

 

酸素カプセルから出ているはずだった。

 

 

それが今はない。

 

 

すぐさま駆け寄ると

 

 

カプセルが萎んでいるではないか。

 

 

冷静を装いつつ、カプセルを開け

 

 

患者さんの無事を確認する。

 

 

特にケガはなさそうだ。

 

 

とりあえずホッとしたところで

 

 

帰宅してもらった。

 

 

 

 

 

という事で酸素カプセル爆発しましたので

使用できません。