40年あまり、ヤンキー座り、和式トイレ座りで踵が浮いていた私。
でも、それが普通だった!
踵ついてしゃがんで!バレエのレッスンで言われて、そのまま後ろにゴロン。
えーっ!なんで出来るの?って私
先生もお仲間さんも、ナゼこれが出来ないの?ってキョトン。
先生曰く、
昭和の子でしょ?昔トイレとかドウしてたの?
私、
えっ?踵上げて座るんじゃないんですか?
ツーツーツー
それが股関節の異常をイケメン先生に見つけてもらうきっかけ。
あれから3年。
当初のリハビリは真っ直ぐ立つ為の筋肉の緊張を取ること。
そこから色々
股関節周りのストレッチ、前腿のストレッチ、腰や背中の硬さを取ること、足首のストレッチ、ふくらはぎのストレッチ。
毎週毎週続けて治療リハビリを受け、やっとこの春から、ヤンキー座り克服の為のもメニューに。
実践的プログラムは夏から。
まずは2キロの重りを両掌で支える感じでしゃがむ。
足も肩幅くらいかもうちょっと開いて。気をつけるのは膝の向き内に倒れない事だけ注意して。
次は重りを持たず細い棒を鼠径部に挟む感じで座る。
膝より先に股関節を折る感覚を見につける。
慣れてきたら自分の手を挟むようにしながら。
そして手を前に出しながら背筋伸ばして。ゆっくり10カウントしながらしゃがむ。下で10カウントキープ。上がる時頭を引っ張るようにしながら、スッと上がる。
やっとやっと10月に入ってここへきた。
最初は10回に3回出来れば上出来。次第に5割。最近は疲れてなければ9回くらい成功するようになり、11月に入ってから、足幅を骨盤幅に狭めて練習。
でも、家で出来ても、リハビリの時とかだとビミョーに股関節より膝の動きが早くなったり背中丸まったりで失敗する事も多くて。
それが、昨日バレエの先生の前で、先生ヤンキー座り出来るようになりました。って言ったら
見て上げるから、はい、やって!
ストン!そのままキープ。
先生もビックリしてました。よく訓練したね。今のは無理な力もなくてちゃんと座れたよ。スゴイ!頑張った。
アキレス腱も伸びるようになったから、しゃがむ力もついたし、何よりルルベしたりポワントの力もついたもんねって
一発でスルっと決まった自分にビックリしたけど、スゴイ嬉しかった。
私のように股関節唇損傷や、グロインペイン症候群を持っていたり、膝の内側側副靭帯損傷していても、順番踏んでリハビリすれば、和式トイレが怖いこと解消されます。
勿論状態にもよりますが。
かかった時間は長い。でも毎日ちょっとずつ。それがいつか実を結ぶんですね。
アラフィフのオバちゃんだって、不可能じゃない。子供さんで座れないかた、昔出来たのに最近洋式トイレばかりで和式トイレ不安という方に是非、すこーしずつでもトレーニングしてほしいな。
股関節の使い方が出来ると膝痛、腰痛も軽くなるし、ロコモ予防にもなるし。
いつまでも自分で歩きたいですもん。
損傷した靭帯は治りませんが、それをカバーする筋肉をしっかり鍛えて、これから先も長くスケートやバレエやりたいから、益々リハビリ頑張ろう!