*本日は魚の紹介です。












ソウダガツオ














*釣りをされる方には、馴染みのある魚だと思います。
この魚も地物で揚がる事が多く、朝獲れで市場にきますよ!
上の写真は「ヒラソウダ」です。



★このソウダガツオには、二種類ありまして「ヒラソウダ」と「マルソウダ」に分けられます。
お刺身に向いているのは「ヒラソウダ」。
血合いが多く、あまり向かないのは「マルソウダ」

パッと見で区別するのは、至難の業です!
(見慣れている方は一発ですが........大汗)

私達(魚屋)は、感覚的に区別します。
感覚的にと言っても、経験上から見た目で判別しますよ!
しかし、これは「ヒラソウダ」と「マルソウダ」が混じって出荷されている場合です。
この魚は混じって泳いでいますので、水揚げされた時には一緒になってしまいます。

*混じって市場に来た場合は、魚を見比べるとはっきりします!


ヒラソウダは身体の縦幅が広く(マルソウダに比べ気持ち平べったい)、顔もスマートです。

マルソウダはヒラソウダに比べ、身体が丸みを帯びており、顔も丸っこいです。




★今回は「マルソウダ」の写真がありません.........スイマセン;号泣




*一番厄介なのは、片方の種類のみで、見比べられない場合です。

「ヒラ」か?「マル」か?



その時には、ある部分を見て判別します。


*写真をUPしますね!




コチラはヒラソウダです。

青字、青矢印の部分、「赤」で囲った黒い斑点(模様)を基準にします。
他の赤で囲った黒い斑点(模様)と離れています。
(赤矢印で示したように)

マルソウダの場合、この黒い斑点(模様)がくっ付いています。
1つの黒い模様になっていますよ~





*もう一箇所も見比べます。




ヒラソウダの写真をもう一度Upしました。


体の部分を見てみます。
とてもわかり辛いですが、ソウダガツオの模様を見比べます!
赤ラインを引きましたので、上の写真と合わせて見て下さいね。
(同じ写真を使っています)





★赤ラインの部分!
上の写真に線を引きました。
赤ラインがあった部分に、薄らとラインがあるのがわかるでしょうか!?
このように、体の半分あたりで三角形の頂点を結ぶラインであれば「ヒラソウダ」です。


★次に青ラインの説明です。
マルソウダの写真が無いので、ヒラソウダに仮想のラインを引きました。
このように、尾ビレ近くで三角形の頂点を結ぶラインであれば「マルソウダ」です。




*最後にもう1つ!!捌いた時の身を見ます。


血合いが多いのが「マルソウダ」!

逆に、血合いが少ないのが「ヒラソウダ」です!!









やっぱり!わかり辛いですね!!















<旬>

春や夏、秋と色々言われます。
これからの時期のヒラソウダの刺身は美味しいですよ!




<選び方>

体がピン!と張っているもの。
目が黒々としていて、澄んでいるもの。
エラが赤く鮮やかなもの。
肌の模様が鮮明なもの。


ヒラソウダを選ぶ方が無難です。
(魚屋さんに種類を聞いた方が早いですね.........滝汗)




<食べ方>

ヒラソウダ.........お刺身、塩焼き、煮付け、揚げ物などetc

マルソウダ........塩焼き、煮付け、揚げ物などetc


どちらも血合いを取り除いた方が無難です。
(ヒラソウダの場合、私は血合いを付けたまま刺身で食べてしまいますが、お客様には取り除きます)







*マルソウダを仕入れられれば、写真を撮ってUpしたいと思います。






追記.............「ヒラソウダ」も「マルソウダ」も個体差があります。
上記以上に見分け辛い場合があります事を御了承下さい。





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