日本ダービー【東京優駿】、出走全馬事前情報?(1) | さかなくんのパカパカ日記
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『談話室「さかなくん&ブサ雄」』の競馬版です。競馬に関する話を主に書いています。

大変遅くなりましてすみません。それでは、今日東京東京競馬場で行われます『日本競馬の祭典』日本ダービーの出走馬全馬の情報です。


※お断り 今回は情報提供元からのご好意により、出走します全馬の情報をお話します。


【レースの見解】

「今年は中心になる馬が不在。スムーズな競馬できて不利なく抜けられた馬が勝ちますよ」。これは某ジョッキーが情報筋に話した今年のダービー評。皐月賞馬の1強を謳う世評とは裏腹に、その実、今年の頂点決定戦は混戦というのが正解なのである。馬場状態に関しても悲喜こもごもあったこの中間。渾身の仕上げを施した馬は?一発逆転を狙う伏兵馬は?競馬の祭典・日本ダービー、今年も面白いレースになりそうだ。


1 ウインバリアシオン・・・・道中スローの瞬発力勝負。まともな競馬をしたのは、正味ラスト3ハロンだけという内容だった前走の青葉賞。レースレベルこそ?も、この馬自身の元値を考えれば納得できる結果でもある。成長を促すため、皐月賞を回避したことが吉。一発勝負のチャンスをモノにして、ここ大舞台への出走が叶った。「まだ良くなる余地はありそうですが、ひと頃よりも体質はシッカリしてきた印象。現状は終い勝負に賭ける形がベスト。良い枠も引けたので、ロスのない競馬で上位争いができれば」と陣営。折り合い難に加え、トモの緩さが残る現状。今回の悪天候の下では厳しい戦いを強いられそうだが、前崩れの展開になれば再度浮上のシーンも。

2 サダムパテック・・・・「まさかあそこまで攻めるとは…」と西の関係者も驚きの声を挙げた最終追い切り。先週の時点で仕上がっており、「当週は単走で気合を付ける程度」という話だったにも関わらず、フタを開けてみれば併せ馬でビッシリ、しかも、マークした時計は自己ベスト(さらに、その相手は厩舎でも1、2を争う稽古大将エイシンタイガー)。この背景にあったのは、鞍上・岩田の「やっぱりやりましょう。稽古やらずに後悔するよりも全てやりつくした方が納得いきますから」という進言だったそうだ。「前走は出し抜けを食らっての負け。気がついたら相手が2馬身先にいたので、あれでは仕方ない。力負けだとは思っていないよ」と陣営。雪辱と悲願の掛かったこのレース、渾身の仕上げで臨む。

3 オールアズワン・・・・内有利の馬場設定の中、引いた枠順は大外。皐月賞は、戦前の段階から「この枠じゃ…」と陣営も諦めムードだった。一か八かの直線勝負に賭けたものの、サッパリ伸びずの惨敗に終わったが、ある意味で納得の結果だったと言っていい。「前走は全く力を出していません。前走後に気配がアップしていることは確かだし、もう少しは走れるはずです」と、この枠順込みで少なくとも前走以上のトーンにはあったこの中間。もっとも、今年に入ってからの2戦がともに見せ場なし。状況的には苦しいが…。

4 リベルタス・・・・期待の良血馬も、近走は歯車が噛み合わず。休み明けのトライアルを大敗すると、続く皐月賞では歩様が乱れて直線で失速(鞍上が追うのを止めた)の憂き目。ここ大一番へ臨む者としては、あまりにも流れが悪いと言わざるを得ない。また、一部では「今はまだ完成途上。本当に良くなるのは秋以降」と話す関係者もおり、現状は上位馬との力差を痛感しているようだ。しかし、そうは言っても力は十二分に秘めている素質馬。今後、ひと夏を越しての成長ぶりに期待したい。

5 オルフェーヴル・・・・皐月賞が3馬身差の圧勝。一躍、混迷世代の“1強”という立場となったこの馬だが、この中間の陣営から聞こえてきたのは、意外にも慎重な言葉ばかり。「前走は謙一が最高に乗ってくれた。他の馬がモタついている間に差を広げることができた」「皐月賞は馬場の差も大きかったから。力を出し切っていない馬も少なくない」などなど、そのムードから王者としての風格が感じられない点は気に掛かるところ。無論、デビュー当初から「GⅠ路線に乗れる馬」と鞍上が惚れ込んで競馬を教え込んできた逸材。前走がその結実という見方は可能であり、「馬自体は最高の状態です」とデキに不安がないことを考えれば、評価を落とす材料がないこともまた事実。さらに、渋化ほぼ確定と見られる馬場状態も追い風。「前走と同じような馬場なら、同じくらい走れるはずです」と、週末の馬場状態を確認したことで、ムードは多少良くなっている。

6 クレスコグランド・・・・3連勝で一気にダービーの舞台へ。戦ってきた相手関係から、あまり人気は上がっていないようだが、そんな中でも評価をしているのが前走の手綱を取ったユタカ(武豊騎手)。ダノンバラードが故障で回避し、繰り上がりのロッカヴェラーノへ騎乗することになった本人だが、最後まで気にかけていたというのがこの馬。早々と浜中俊騎手でのココ参戦が決まったため再コンビ結成は叶わなかったものの、前走の感触がとても良かったというのである。「典型的な叩き良化型。一戦ごとに成長を見せているし、元値を考えれば前走くらいはやれて不思議ない馬。距離を経験している強味があるし、道悪もむしろ歓迎のクチ。この中でどこまでやれるか楽しみはあります」と厩舎サイドも満更ではない様子。追い比べの形になれば浮上する1頭。

7 ベルシャザール・・・・発表された数字上は“マイナス2キロ”でも、中間に計った時点で550キロあったことを考えれば、実質、輸送で20キロ近く減ってしまった計算。「まさか馬体が減るとは…」と陣営も頭を抱えていたように、前走の敗因は調整ミスに他ならない。その対策に懸命だったこの中間。前走後にはすぐに短期放牧に出しリフレッシュ(ココ数戦はずっと厩舎に置きっぱなしの調整だった)、輸送もフサイチセブンと2頭で連れて行き、馬の精神面に配慮している。「前走は自分の中でも甘く見ていた面がありました。今回は悔いのない仕上げができました。ロスのない枠を引けたことも好材料ですし、力を出し切ればココでも遜色ないと思っています」と、急落の世評とは裏腹に前向きな話ばかりだったこの中間の陣営。絶好調の鞍上を背に、態勢逆転の下地は整えている。

8 フェイトフルウォー・・・・京成杯から3ヶ月ぶりのブッツケで臨んだ皐月賞、馬は成長してとても良くなっていたが、久々でレース勘が戻っていなかったことに加え、外枠で自分の競馬ができずに力を出せない悔しい結果になってしまった。「レース後にシッカリ反省して、ダービーに向けて気持ちを切り替えました。馬は短期間に更に成長していて、申し分ないデキだし、中4週で競馬というのも丁度良いでしょう。道悪はデビュー戦で経験しているし、自分の型になれば、簡単にはバテません」と厩舎サイド。クラシック級の馬を送り出した経験がほぼない厩舎だが、試行錯誤しながらも大舞台に臨んでくる。鞍上も「前走は外枠で苦労したので、内目の枠は大歓迎です。雨でも苦にしないし、アっと言わせたいですね」と密かに闘志を燃やしているという話。

9 コティリオン・・・・「一つだけ言えるのは、前走よりも状態がイイということ」と指揮官が豪語する態勢。前走のNHKマイルCは、鞍上が馬の力を信じすぎたあまり、極端な位置取りを甘んじてしまったことが決定的な敗因。ラストに見せた強烈な決め手を考えれば、「せめてもう一列前にいれば…」と陣営が悔しがるのも当然の話である。冒頭に述べた通り、状態の良さに自信を見せる陣営は、「折り合いに課題がある馬じゃないし、母系トニービンなら血統的にも距離は大丈夫」と未知の2400m克服にも感触あり。西では「こんなに人気しないのはおかしい」という声も聞こえているほど、厩舎周辺での評価は高い。ディープスカイやキングカメハメハ、さらにはウオッカにタニノギムレット。マイル実績のある馬が好走するケースが多いのは、近年のダービーにおける大きな特徴。今年はこの馬が当てはまることになる。

10番以降の馬につきましては(2)で。