4月30日まとめ | 坂本サトルオフィシャルブログ「日々の営み public」Powered by Ameba
2012年05月01日(火) 01時02分16秒

4月30日まとめ

テーマ:東日本大震災関連
午後2時過ぎに僕の出演パートの収録が終わったため、再び南相馬市小高地区へ。
もう1度、明るい時に街の様子を見たいと思ったのだ。
※夜の小高地区についてはこちらを。

番組スタッフからビデオカメラと、高性能な線量計を受けとって国道6号線を南下する。

あらためて、多くの場所が震災当日から放置されたままであることを確認。

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このような光景はほとんどの被災地では、もう見られない。
地元の方のお話しによれば、この地区ではまだ遺体捜索さえちゃんとされていないとのことだった。


あちこち撮影して車に戻ると、僕の愛車が警察官らしき男性4人に取り囲まれていた。
「僕の車ですけど…」と慌てて近づく。
「福島ナンバーではない車はチェックしています。どういう目的でここにいるのでしょう?免許証は?現住所は?」と職務質問を受ける。
いやいや僕は決して怪しい者ではなくてですねえ…と話しながら、よく見ると4人とも胸に「長崎県警察」と書いてある。
「え?長崎から来てるんですか?」と聞くと「応援に来ているんです」「それはまあ遠くから!このパトカーって佐世保ナンバーじゃないですか?長崎から車で?」「はい。途中フェリーも使いましたけど」「うわーご苦労様です!」「いえいえ」「ちょっと写真撮らせてもらっていいですか?」「(しばし4人で話し合った後)テレビ番組に使わなければいいです」「あ、使いません使いません(ブログで使うだけです)。それじゃあもうちょっと寄ってもらって…」と、何枚か撮らせてもらった。

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別れ際に「東北のおみやげです」と僕のCDをプレゼント。

長崎から応援か。
確かに立ち入りが可能となった小高地区などでは、家財道具や商品がむき出しになっている建物が何軒かあった。地震や津波で割れてしまった窓から中に入ることも簡単だろう。
福島県警だけではとても間に合わないわけだ。

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長崎県警の他にも佐賀県警、千葉県警のパトカーともすれ違った。
まだまだ全国各地からの応援は続いているのだ。


その後、昨日に引き続き再び立ち入り制限区域の検問所へ向かう。
線量がどれぐらいか測ってみたかった。

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青森放送チームは線量計を2台持っていた。そのうち精度の高い方を借りる。
日立アロカメディカルのポケットサーベイメータ「マイレート PDR-111 」
楽天での販売価格は今日現在で¥278,000。

結果、原発から10キロ地点の路上(アスファルト)で0.6~0.7マイクロシーベルト/時(以下μSv/h)」。
これが道路脇の林の草の上で測ると一気に1.50~1.60μSv/hまで上がる。

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この線量の計測というのがクセモノで、風が吹けば簡単に数値は上がったり下がったりするし、ほんの少し移動しただけでも上下する。
さらに同じ場所でも地面と空中では数値は変わり、必ずしも地面の方が高いというわけではないこともわかった。
つまり現在発表されている線量はあくまでもその計測地点ピンポイントの数値であり、正確な数値は常に変動しているということだ。
考えてみれば当たり前の事だ。相手は空気に混じって風とともに漂っているのだから。

とは言え、いくつかの地点で5~6箇所程度ずつ計測してみた感想としては「平均値は出せそう」と思えた。
そしてアスファルトに比べて土の方が明らかに線量が高いことも実感した。
学校の校庭の除染作業はなるほど有効だろうが、子どもが土の上にいるのは学校だけではないわけで、その作業の膨大さを考えると目まいがした。


元々は原発から10キロ圏内に住んでいたが、強制退去させられ現在は南相馬に住む方が「この間、一時帰宅した時に線量を測ったらすごく高かった。あの数値はすぐに下がらないだろう。もう戻っていいよ、と言われてもそんな所に戻ろうとは思えない」ときっぱり言った。

もちろん「それでもいいから戻りたい」と言う方もいるだろう。
昨夜、小高駅前でお話しをした2人のお父さんに「やっぱりご自宅はいいですか?」と聞いた時、我ながら馬鹿な事を聞いた、と思った。自宅がいいに決まってるではないか。
ところが1人のお父さんは「それは自宅の方がいいです」と即答したが、もう1人のお父さんは困ったような顔をした。
あれ?と思ったが、そのお父さんも同じ事を考えていたのかも知れない。

「どうすればいいのかわからない。」
僕がこれまでに福島で出会った人達から一番多く聞いた言葉だ。
どうすればいいのかわからないなら、前に進みようがない。
国や東電の補償についての様々な問題も各所で明らかになってきた。
「補償金が支払えなくなりそうだから規制を解除している」という見方だってできるのだ。
知れば知るほど、この問題の闇は深く、想像できないほど広範囲にわたる。
もはや政府以外に解決できる機関はない。
それを政府もわかっているはずだ。


全国の放射線量は文部科学相が毎日公表している。(信用できる数値でありますように)

■全国放射能情報
■福島原発周辺放射線量マップ

放射線が同心円状に広がるわけではないことがよくわかる。
当たり前の事だ!と思うかも知れないが立ち入り規制はほぼ同心円状に行われてきたのだ。

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