予防歯科2.0 | 武蔵小杉・坂本歯科医院のブログ

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昨日は、カリオロジーの第一人者、西真紀子先生と、「フッ化ジアミン銀」の開発者、西野瑞穂先生の講演を聴いてきました。





西真紀子先生は、スウェーデンとアイルランドでカリオロジーを学び博士号取得をしています。酒田市の熊谷先生との関係も密接です。


西先生によると、予防の先進諸国であるスウェーデンでも、口腔清掃不良の大人の行動変容を起こさせる事は、非常に難しいそうです。国もドライでそのターゲットは諦めて、投資はしないようです。(医療費の無駄使いはしないと言う意味)



代わりに幼少期ー青年期までの予防の習慣は、落とし込み易いので積極的だそうです。老年期の予防の習慣は、この時期で形成されるようです。

今後は、モバイルでの患者管理が普及してきて、予防の管理は、その方向に加速するとの事です。


西真紀子先生とは、アイルランド🇮🇪繋がりで

このようなご縁に繋がり嬉し限りです。

高校時代に留学させてくれた両親に改めて感謝。





「サホライド」は、虫歯の進行抑制の薬で塗って、光が当たると還元して黒くなります。

50年前に西野瑞穂先生が開発されたものですが


2015年以降世界中で爆発的にヒットしているようです。

発展途上国の国民たちは、昔の日本の様に「虫歯の洪水」に悩まされているところに「サホライド」が活躍しているそうです。


またアメリカでは、学生教育の中にも入っており、世界で高く評価されています。


日本では、今後「超高齢者社会」の根面う蝕において「サホライド」が有効と考えます。


今回、開発者の西野先生から作用機序を確認できました。学位論文を細かに説明していただきました。

50年前の開発がいま世界中で評価されている

誇るべき事実ですね。開発者から学ぶ事は多く、小児の虫歯に対しても

大きな指針が出来たことが、今回の収穫でした