昨日の「南新潟リーグ」準決勝(KBクラブ-K戦)は悔しかったなー。
このブログは俺個人の物だから、俺の視点からの振り返りをして見たいと思う。
これは最初に言っておかねばならないが、「良い」「悪い」を言っているのではなく
「俺自身の気持ちの動き」を正直に伝えたい。
まず、昨日の参加メンバーから・・・
今回は今年最高の17名参加(うれしい限り)
このメンバーを見て正直俺は「村山さん」がいないビハインドを少なからず感じていた。
「村山さん」のリードは全幅の信頼を置いていて一度たりとも首を振ったことはない。
投手から見て関心するのは、いつも村山さんは、まず打者の「足元」を見ている。
多分、これで打者の打ち気を察しているんだと思う・・・
そして、序盤は「ストレート」を基本にした組み立てで「コース」もきっちり極端なくらい身体を寄せて構えてくれる。
1回りすると、今度は「カーブ」を多投する組み立て・・・最後は半々くらいのミックス。
つまり、得意の球をいかになるべく見せないで序盤をしのぐか・・・「我慢のリード」なのだ!
昨日の試合に話を戻すと・・・
昨日の捕手「島宗」はよくやってくれた。
島宗のリードはいい球をどんどん使って相手を牛耳る「攻めのリード」
多分、島宗の中で俺の「いい球」の印象は「カーブ」なんだと思う。
初回から「カーブ」を多投した。
俺の中でも昨日の「カーブ」はいい軌道だったと思う。
しかし、それ以上に自分の中では「ストレート」が非常に走っていたように思う。
初回、アウトローのストレートで3番を見逃し三振に取る。
「ヨッシャー!」自分自身異常に興奮した。
さて、問題の「3回」だが・・・
サードゴロを勝部がはじいた。別になんとも思わなかった。それ以上に今までたくさん助けてもらっているからだ。
勝部の為にも「このランナーを帰すわけにはいかない」と思った。
ポテンヒットをはさんでランナー1、3塁。
マウンドに臼杵さんを中心とした円陣ができ、次のプレーの確認を指揮してくれた。
こういうのは投手にとって非常に心強い。
次の打者もサードゴロだったが、今度はしっかり捕球してくれたがファーストへの低めの送球を淳司がめずらしくこぼした。
次打者はカーブがすっぽ抜けて「死球」で押し出してしまった。1点差・・・
その次の打者は確か「カーブ」だったと思う。打球は少し深めに守っていた伸康が、必死に前進しスライディングして捕球に行ったが無情にもショートバウンドでグラブに触れた。一杯一杯のプレーだが俺は素晴らしいと思った。
さて、ここで前の打席に見逃し三振を取った「3番」が出てきた。
今日の相手のメンバーで一番雰囲気がある・・・初球カーブを三塁線にライナーのファール。
2球目は渾身の力をこめたアウトハイのストレート、空振りに取った。
3球目、島宗のサインは「カーブ」。俺は前の球とのスピード差をつけようとして少し抜いた。
ボールにしようと思ったカーブが気持ち内側に行ってしまった。
タイミングは狙い通りはずれていたが、ビヨンドの先っぽに引っ掛けられてセンターへの大飛球!
高く上がったのと岡崎の守備力なら取れると思った。(思いたかった・・・)
打球は背走して差し出した岡崎のグラブにあたって落ちた・・・
岡崎でも取れなかったのならしょうがないと思った。
あっという間の「5失点」だった。
相手投手は、前回塁審のとき見た感じよりも打席では速くなかった。
しかしさすがに「プレート捌き」はクレバーで、ランナーが出るとなかなかボールを放らなかった。
3回以降はヒットがなかった。
5回はあまり覚えていないが、先頭打者に「カーブ」をためてきっちりセンター前にはじき返された時、うっすらと「カーブ」を狙ってきているのを肌で感じた。
ここから自分の感覚の中で気持ちカーブが抜けているように感じたので、腕を多少下げて曲がりを大きくしようとした。(結果的にこれが大きな選択となってしまったようだ・・・)
最後に打たれたランニングホームランも曲がりは悪くないのに、腕を下げた分角度がなくなって気持ちよく持っていかれた・・・
スリーアウト目の打者に、「シュート」を放りサードゴロに取って気づいたが、この日ほとんど「シュート」を放っていない。いつもなら全投球の1割2割は必ず放っているのに・・・
ほとんど外で勝負したので相手は絞りやすかったのだろう。
やはりこういう強いチームにはインコースをどんどん突いていかないと「カーブ」を簡単に踏み込まれてしま
う。
コールドで負けてしまったのが非常に悔しいが点差ほどの実力差はないと断言できる!
近い将来みんなに優勝を味わわせてあげたいと強く思った。