VICE―ヴァイスー孤独な予言者 連載再開しゃした☆彡 | 占星術小説家@酒井日香の占い死ね死ねブログ

酒井さん渾身の占い大河小説 

「VICE-ヴァイスー孤独な予言者」

が連載再開になりました☆彡

「VICE-ヴァイス―孤独な予言者」の小説ページは

こちらです。 ↓    ↓     ↓

https://ncode.syosetu.com/n0911cq/

 

 

 

全文無料で読めるので応援よろズラりーん♡

 

 

 

第88話、CHAPTER9 「郷原の尋問 1」 からが

新作部分になります☆彡 CHAPTER9から読むと

新しいです。

 

 

 

 

 

 

そしてPN 「ののかさん」 よりレヴューもいただきました☆彡

「ののかさん」 の小説家になろうページ☆彡

↓    ↓     ↓

https://mypage.syosetu.com/1349812/

 

 

「魔法の話」 という作品を連載中ですが、ののかさんのイラストが

カッコよくてびっくりしちゃった☆彡

 

 

 

コミックアートって流行り廃りがあって、何かが 「売れる」 と

その絵柄を意識したような作画ばっかりになったりして、

なかなか絵柄ですぐ覚えてもらうって難しいんだけど、ののかさん

の作品は個性と特徴といい意味での 「クセ」 があって覚えて

もらいやすそうな絵ですよね。

 

 

 

 

 

いったいいくら払ったら1枚描いてくれるんだいこんど

ババアにこっそり教えてちょん。。。ヽ(゜▽、゜)ノ

 

 

 

 

 

というわけで、孤独な予言者2、連載再開したんですけど

毎度のようにわーっと短時間で一気に放流してそのあとは

再び冬眠する予定です☆彡

 

 

 

 

あたし、小説って 「外部との接触をなるべく絶った環境」

じゃないとおちついて描けないんですよね。。。

なろうでも、活報バンバン書いて本編も書いてツイッター

がんがん上げて人様の作品にもいっぱいコメントして・・・、

という猛者がいるけどあたしダメ。。。

 

 

 

 

 

なんか気が散っちゃて本文に集中力ないのが浮き出て

きちゃうんだよな。。。。

 

 

 

 

 

小説ってやっぱり 「沈潜」 がすごく大事。どれだけ自分の

内部に集中して、こころの中を見つめられるかどうか。

 

 

 

 

 

というわけで実は 「VICE-ヴァイス―孤独な予言者」 は、

心の傷の物語であり、死と再生の物語であります。

 

 

 

 

 

 

なので、ここからだんだん郷原の核心に触れ始めていきます。

 

 

 

 

 

彼の 「核心」 とは見たくない自分自身の 「こころ」 ですね。

 

 

 

 

 

正直、郷原の生い立ちは昨今、ニュースでやるような

「被虐待児」 そのものなんですが、あんなにお母さんから

ひどい目に遭わせられていながら、それでもお母さんの

名前を呼んでしまうという。。。

 

 

 

酒井さんの占星学講座でも折に触れ話していますが、

フロイト心理学では、人間の仕事の原動力も生活の

喜びも、人生の幸福感もすべては 「性欲(リビドー)」

なんだそうな。

 

 

 

 

性は、生でもあり、人間のすべての出発点です。生きる

を考えることは、性の体験をいろいろ積むこと。

なにもセックスだけではなく、フロイトのいう「性」 とは

リビドーという生命原理のことですから、人間同士の

笑顔のやりとりや親子の交流、手のふれあい、褒めてもらうこと、

撫でてもらうこと、優しくしたりされたりすることなども含み、

承認欲求でさえも根底にあるのは 「リビドー」 なんですね。

 

 

 

 

 

人間は、お母さんに笑って欲しい一心で 「他人に優しくする」

ことを学ぶんです。その延長線上に仕事の喜びとか、

サービスの喜びとか、人との交流の喜びがある。

 

 

 

 

 

だから、対人関係のすべては 「性欲(リビドー)」 なのだと

フロイトは言うのであります。

 

 

 

 

 

しかし、この 「リビドー」 が暴走すると、自暴自棄であるとか、

恋愛のときに相手を殺すほど追い詰めてしまうとか、

乱脈なセックス関係がやめられないとか、ストーカーする

とか、他者に譲ることができないとか、強欲になるとか、

何かと 「破壊的」 になってしまう。 みなさんの身近にも

そういう人はいると思います。

 

 

 

 

そういうタイプの人は、リビドーが溢れているがゆえに、リビドー

を上手くコントロールできないがために、対人関係を破壊してしまう。

 

 

 

 

この対人関係を破壊してしまう力のことを 「タナトス(死の情動)」

とフロイトは呼びました。  西洋占星術の教科書を見ると、♀の

キーワードに 「愛・芸術」 と書いてありまして、星の組み合わせの

意味一覧を見ても、やたらと西洋占星術の本は芸術とセックスを

同時に語りたがる。

 

 

 

 

 

それはなぜかというと、芸術もまた、その根底にあるのは自己の

広い意味での 「リビドー」 であり、みんな自分のリビドーを

なだめるとか、自己処理するというような 「自慰」 に近い

ものだと西洋占星術が看破してきたからです。

 

 

 

 

 

だからやたらに 「あなたは芸術家に向いている」 とか 「愛の

センスが」 みたいなことを言うんです。 結局西洋占星術という

のは 「セックス」 のことで頭がいっぱいの占い哲学なんですよ。

でもそれが人間の真理だからこそ、西洋占星術はそれなりに

「当たる」 のです。フロイトの心理学ももしかしたら、多少は

西洋占星術の人間観の影響を受けているかも知れません。

 

 

 

 

というわけで、「リビドー」 と 「タナトス」 は表裏一体。

 

 

 

 

 

世にあふれる多くの悲劇は、ここから始まります。

 

 

 

 

 

 

私は実のところそれが描きたくて 「VICE-ヴァイス―孤独な予言者」

を描いてるんですねぇ。。。(@´з`@)ノ゙

 

 

 

 

今回はそうした、フロイト心理学的な側面がいよいよ強く

なり始めて、郷原は、自分の心の暗部であるタナトスを、

あかりを通じて強烈に見せられていくようになる流れです。

 

 

 

 

 

 

このままではあかりを殺すか、自分を殺すか、どちらか

しかない。どうして?? という問いに苦しむ流れになって

きますよね。  最初からこの作品はそれがテーマですからね(笑)

 

 

 

 

 

でも、人間みんな郷原悟みたいな 「何か」 を持ってる

もんですし、占星学講座でも繰り返し言っていますが

リビドーこそ 「霊能力」 の源泉であり、さまざまな精神疾患の

原料であり、霊とこころの秘密を解き明かすカギで、

予知能力や超常能力もすべては 「リビドー」 が

原料なんです。

 

 

 

 

 

そうしたことも最初から 「VICE-ヴァイス―孤独な予言者」

のテーマなんで、 占星術師・郷原悟の人生の叫びを

読み、占いとはなにか、こころの傷とはなにか、リビドーと

タナトスとはなにか、最終的には

 

 

 

 

 

「愛ってなんだろう」

 

 

 

 

みたいなところにたどり着けたら、この作品のゴールは

そこで、そこまで行けたら酒井さんはもうあとは寿命で

OKです☆彡 ははは。

 

 

 

 

そんなわけで連載再開したので、読んでちょーん♡

https://ncode.syosetu.com/n0911cq/


↑ 4年前のイラストか。。。(汗) 上達のあとが。。。(^^;;)

 

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