「すべての占いは一つ」~万占一致・万教一致~ | 占星術小説家@酒井日香の占い死ね死ねブログ

すべての占い方法は

一つに通じる、

というお話。。。( ´艸`)

 

 

 

「万占一致・万教一致」

 

↑ ※注 イメージ画像。。。☆

 

 

 

 

 

 

奈良県に天理市ってあります。

 

 

 

 

言わずと知れた天理教の教祖、中山みきの

生まれ故郷でもあり、天理教の総本山、天理大学

などがある宗教の街でございます。。。☆

(ちなみに天理大学の偏差値はむっちゃ高く、

さらに天理大学の図書館には国会図書館でも

敵わないくらいの秘蔵文書が保管されているそうな)

 

 

 

 

んで、その天理教の教えの一つに

 

 

「万教一致」

 

 

 

というものがある。( ´艸`)

 

 

 

 

 

すべての宗教が言っていることは同じで、

すべて一つなのだから、争うなんて無意味なのだと。

 

 

 

 

 

私はけっこう天理教には親近感があり、近所の

教会のお祭りに行ったりとか、会報誌なんかも

読んだりしているけど、教祖・中山みきの極貧生活

とか、その中でのすさまじい神がかりで著した

 

 

 

 

「おふでさき」

 

 

 

 

などなど、けっこうおもしろい宗教といいますか、

天理教から派生して大本教とか世界救世教、

崇教真光などの教派神道系の教団が誕生して

行ったわけですが。( ´艸`)

 

 

 

 

その天理教が教えている

万教一致って実は私は

 

 

 

 

「万占一致」

 

 

 

 

と言い換えてもいいんじゃないかな、と考えています☆

 

 

 

 

 

 

占いには3つあると言われていますね。。。

 

 

 

 

「命・朴・相」

 

 

 

 

の3つ。ここに霊感占いを入れて4種類だ、

という人もいますけれども、まぁ、占い会社に

オーディション受けにいったり、占いスクールに

行くと占いの基本は命・朴・相だと教えられることが

多いでしょう。

 

 

 

 

私がかかわってきたのは命術である西洋占星術

であり、これは生年月日、という固定的な数から

導き出されるものなので、誰もが

 

 

 

「生まれたホロスコープは不変である」

 

 

 

 

と思い込まされるようです。

 

 

 

 

 

しかし現実にはそんなことはなくて、出生のホロスコープ

は心のコンディション次第で毎日見え方が変わるし、

私が講座で

 

 

 

 

 

「数秘術・整数論としてのアスぺクト」

 

 

 

 

のお話をするんですが、本当に心のコンディション

次第で、ずっと見えてこなかった小さなアスぺクトを

新しく見つけることもあれば、悪い悪いと思い込んでいた

相が実は転換されていたことが何年もあとにわかったり、

折々によって見え方は本当に異なります。

 

 

 

 

 

だから村松潔さんが持ち出す

 

 

 

 

「ノーアスペクト」

 

 

 

なんて概念は占星術にはありません。星にはかならず

アスぺクトがあり、アスぺクトがいくつか重なるとそれは

見事な幾何学性を持つのであり、幾何学になるという

ことは古代の魔術師から見れば、そこに魔力があると

信じられていたのです。

 

 

 

 

つまりホロスコープとは創造された最初のそのときから

現代までずーーーーーーっと

 

 

 

 

 

「数秘的魔術」

 

 

 

 

なのがその正体であり、星々が織りなす図形、

数字の霊魂を使い、占う人に神聖な魔力を

与える魔法陣なのです。

 

 

 

 

決して宿命だとか運命を

教えてくれるものではありません。

 

 

運命などたやすく変えられるよ、ということが

占星術を生み出した古代人からの

真実のメッセージなのです☆

 

 

 

 

数秘学、整数論を知らずして

ホロスコープは

絶対に語れないのであります。( ´艸`)

 

 

 

 

ノーアスぺクト、なんていう概念自体が出てくる

こと自体が、数秘学としての本来の占星術から

かけ離れてしまっている。

 

 

 

 

ボイドも同じです。ボイドとは月が他のどの天体とも

アスペクトを取らない時間のことを言うそうですが、

何度も言うようにアスペクトを取らない時間など

占星術の理論上ありえないのです。( ´艸`)

 

 

 

 

あれは元ネタは石川源晃さん辺り。

 

 

 

 

石川源晃さんの占星学は、実占を知らない

観念だけの、妄想的占星学なので私は

あんまり好きじゃないです。。。

 

 

 

 

 

ボイドなんてものはそもそも占星術のシステム

では起こりようがないんです。

 

 

 

 

 

それを知らないでみんなわーきゃあ言ってる

んだよなぁ。。。 まぁどーでもいいんだけどさ。。。( ´艸`)

 

 

 

 

 

それで、生年月日を用いたホロスコープを使い、

酒井さんは人様からくっそ高い鑑定料を取って

ガチで3000~4000人くらいホロスコープ鑑定

をし続けましたが。。。

 

 

 

 

「お客さんの生年月日を聞き間違える」

 

 

 

 

というミスを本当によーーーーーっく連発しました☆

 

 

 

 

 

 

しかし、そういうときに限って当たるのです。。。

 

 

 

 

 

後にホラリー占星学を知ったとき、もう占いは面倒

くさいから全部ホラリーでいいやと思って、ホラリーで

占いをしていましたが、これが全然目の前の人の

生年月日と無関係なのに当たるっちゃあ当たるんですよね。。。( ´艸`)

 

 

 

 

 

だから酒井日香著、占い大河小説

 

「VICE-ヴァイス-孤独な予言者」

http://ncode.syosetu.com/n0911cq/

↑の主人公、郷原悟も劇中では基本、すべて

ホラリーでいろんなことを占っています。

 

 

 

 

 

 

ホラリーとは心に占いをしたい気運が高まり、

いよいよ今だ! というその瞬間の星位でもって

事象を占っていく技法で、これは命・朴・相でいえば

 

 

 

 

「朴術」

 

 

 

 

に該当するんです。( ´艸`)

 

 

 

 

タロットカードや筮竹と同じことですね。

 

 

 

 

 

私は占い師生活の後半はもう、固有の生年月日で

観るホロスコープがつまらなくて、もっぱらホラリー

ばっかりやってました☆

 

 

 

 

これは算命学や四柱推命(子平)にも同じような

技法があり、

 

 

 

 

「六壬神課」

 

 

 

 

と呼ばれています。( ´艸`)

 

 

 

 

 

つまり命術とはいえ、最終的にはそれもみんな

朴占に集約されてしまうということなんです。

 

 

 

 

 

だからホロスコープが生涯不変で、固有の宿命、

運命を教えてくれるものだと考えるのは間違い。

 

 

 

 

もっと言えば生まれ星座でさえ、西洋では酒井さんは

アセンダントかに座だけど、インド式ではふたご座に

なっちゃうし、太陽だってさそり座ではなくてんびん座

になtちゃうんだよね。。。

 

 

 

 

インドと西洋では1星座ズレるので。。。( ´艸`)

 

 

 

 

んで、マヤのカレンダー占いとかも、あれも

固有の生年月日だと考えるとどんどん運命論、宿命論

になってしまうけれど、マヤの占いにも必ず探せば

ホラリーの概念はあると思う。

 

 

 

 

 

ホラリーはそれだけ元型的――、時代と民族を

超えた普遍的なイメージだからです。

 

 

 

 

マヤ占いの研究家もそーゆうの調べたら

面白いと思うし、あの非凡な文明を築いた

人々ですからホラリー占星術を知らないわけはない。

 

 

 

ぜったいにマヤホロスコープにも似た技法があるはずです。

 

 

 

 

 

なぜなら、占星学は突き詰めれば数学なのであり、

数とは古代人には実に神秘的な存在なのでした。

 

 

 

 

 

もし人間の左右の指の数が

「8本」

だったら???

 

 

 

 

 

生殖にペアは必要なくて単一生殖だったら??

 

 

 

 

今のような文明にはなりえていなかった。

 

 

 

 

これを

 

 

 

 

「物理定数」

「基礎定数」

 

 

 

といいます。

 

 

 

 

なぜ数学は、10で位が上がったり下がったり

するのでしょう???

 

 

 

 

それは人間の手に10本の指があるからに

他なりません。

 

 

 

 

 

数を数えるとき、もっとも素直に用いるのが

指の数だからです。

 

 

 

 

だからピュタゴラス的な、あるいはプラトン的な

整数論では、数字の10は

 

 

 

 

「完全数」

 

 

 

といい、それだけで崇拝・信仰の対象に

なってきた。そして10という数を神として

そこからシュメール・アッカドの60進法が生まれ、

60進法から派生した12進法が生まれていった。

 

 

 

 

10、という数そのものが神なのです。

 

 

 

 

 

占いというものは古今東西、そうした数学的

魔術で出来上がっている。

 

 

 

 

易もそうだし、東洋の暦占いもそうだし、

人相や家相なども突き詰めれば数学です。

人相ならば目と鼻との距離や平均律で

人を占うし、幾何学的な考え方が随所に見られます。

 

 

 

 

 

私は最近、数学の学びなくして占いを

語ることは笑止千万なのではないかと思う

ようになってきています。

 

 

 

 

 

そして数学とはまた物理学の源であり、

理系の学びなくして占いを真実に知ることは

できないのではないかと。

 

 

 

 

 

そうしてみたとき、タロットカードならばそれは、

ユダヤ教の数秘術であるカバラや、セフィロとの木、

といった整数論と切り離せないでしょうし。

 

 

 

 

易経が高度な数学システムであることはアインシュタインも

ニールス・ボーアも認めていることですね。

 

 

 

そして占星学は天体、というものを数学的、

幾何学的システムに組み込んだ魔法陣であると言える。

 

 

 

 

 

すなわち

 

 

 

 

 

「すべての占いは数秘学である」

 

 

 

 

と言え、じゃあなんで数秘学なのだ??と言えば、

そこはやはり、人類の悲願の中の悲願――。。。。

 

 

 

 

 

「この世界を解明したい」

 

 

 

 

という、痛ましいまでの、悲痛な悲痛な、命かけた、

何世代も受け継がれてきた壮大な暗号なのだ

と思うのです。

 

 

 

ここに気が付いたとき、私は猛烈にもう一度

占いの世界に戻りたくなりました。

 

 

 

 

大切なのはあんたの運命じゃない。

 

 

 

 

はるかはるかはるか遠く、古代人たちが・・・・、

すなわち、私たちの父母とよべる人たちがどれほど

この悲願を追い求めてきたのか、その感動を知る

ことではないでしょうか。

 

 

 

 

そうしたとき、全ての占いの答えは一致しています。

 

 

 

 

 

「すべてはアルス・マグナ

なのだ」

 

 

 

 

ということです。

 

 

 

 

お前のくっだらない悩みとか、

願いなんかどーでもいい。

そんなツマらんこと考えるんじゃなくて

アルス・マグナに触れればいい。

 

 

 

 

そうすればあなたが

生まれた理由も、死んでいく

理由も、そして来世も

わかるのだと――。

 

 

 

 

 

それが占いで、全ては数学に行きついてしまう。

 

 

 

 

そしてこの

 

 

 

 

「アルス・マグナ」

 

 

 

 

こそ、釈迦が見出し、イエスが信じ、マホメットが

受け、弘法大師が見た金星の光であり、ヨーガの

世界でもチベット密教でも、すべての宗教が伝えて

きた根本であり、そして現代量子論と宇宙論が

到達しつつある

 

 

 

 

「大統一理論」

 

 

 

 

なのだと私は信じて疑いません。。。

 

 

 

 

 

んで、そんなことを考えていたら、

酒井さんは猛烈にこの頃

 

 

 

 

「幻影戦記トリシュナ-」

 

 

 

 

というタイトルのSF作品のプロットが浮かんでしまって、

ああ、それ描きたいな!! と熱烈に思っていますが、

ひとまずいつかの夢というか、描けたらいいですねぇ。。。

 

 

 

 

そんな感じで、すべての占いは一つであり、

同じものなのだということ。

 

 

 

 

そんなお話でした☆

 

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ペタしてね