「あの世」は科学で説明できる!「魂の真実」木村忠孝 著 | 占星術小説家@酒井日香の占い死ね死ねブログ

あの世の存在は

科学で説明できる!!






と主張する本




「魂の真実」 木村忠孝 著

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を読んだ。





著者の木村忠孝さんはお医者さんだそうです。





お医者さんってしばしば、この手の

霊界本を書くよねぇ。。。





それだけ生と死の狭間を垣間見る

のだろう。。。





私がなんとなく思っていたイメージに

とてもよく似た結論が書かれていた。





なかなか興味深い本である。。。





一点だけちょっと不安だったのが、

巻末の参考文献にあの





「タマちゃんを守る会」





や、





「惑星二ブルからの電波を防ぐ」





などとし、奇怪な白装束キャラバン隊

の姿が世間の耳目を集めたあの







「パナウェーブ研究所」







の教祖、千乃裕子の本があったことだ。。。(汗)








ホントに信じていいの??


木村先生。。。(汗) ヽ(;´Д`)ノ








まぁ、千乃裕子自体がだいぶ






「教祖にありがちな

人格障害型性格」






であるらしく、大川隆法も薫陶を受けた




「GLA教団」




の出身らしいからね。。。





たぶんこの本を書いた木村医師も、

GLAの薫陶を受けている可能性は

あるのではないか。




そのせいか本書は、前半はすごく

面白くてエキサイティングなのだけど、

後半はかなり感情的な宗教批判が

展開され、私としてはギャップ感を禁じ得なかった。






本人も最後のあとがき(P198)で、




「人間の精神には己のレベルでしか

物事を考えられないという条件があります。

筆者自身、もし自らのレベルに引き下げて

諸事を解釈しているとしたら、平にご容赦

いただきたいと思います」




と書いて、原稿を結んでいる。




やっぱり後半は、だいぶ感情的になって、

ご自身も負の感情を出し過ぎたことに

気づいたのだろうね。。。




読んでる私も言いたいキモチはわかるけど、

ちょっと批判の気分が出過ぎててチクチクの

感覚がした。





それくらい、既存宗教の在り方にお怒り

なんだろうけど、GLAの影響を受けた人には

少なからずそういう傾向がある気がする。





また、千乃祐子の影響を受けているせいか、

確かに霊界の解釈のところがGLAの教義と

似ているなぁという気も。。。





さて、木村医師の主張では





「あの世の実存は

科学で記述できる!!」





という主張。






確かに、戦前から続く素粒子物理学

の進歩は目覚ましく。





最近の量子論は標準モデルも含めて

まるで





「霊そのものを語っている」





かのようである。。。






わしも5年ほど前かな。。。





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↑ こんな本を読んだ。





そうしたら、物質っちゅうのはだな。。。








エネルギーから生まれてきた








というのが今や定説なのである。。。









「エネルギーと

物質の等価法則」








という、立派な物理学の法則。





ニュートン力学で証明された法則です。。。







私たちのこの肉体も精神も





「エネルギー」





の形なのだ、ということです。






つまり、人間の心も一種のエネルギー

なのであり、そのエネルギーは現象と

なって自分自身に帰ってくると。。。





錬金術に





「願え!! 信じよ!!」






というのがあるが、あれはまさにコレ

なのである。。。





人は、自分が発したエネルギーに

よって事故や失敗や不運を招きもし、

成功や幸福を招きもする。





それで、木村先生はお医者さんなので、

分子生物学の観点からも





「霊体はもう完全に科学的に

ある。そう考えないとむしろ

物理法則が成り立たない」





と断言するのです。。。






実は病院でおなじみの診断装置




「MRI」





は、人間の細胞が振動することで

発する光や磁気、電気を検出する

機械なのだとか。





オーラというものは、もうとっくに

医療に応用されていて、実際に写真を

取ることもできるし、感情の動きでめまぐるしく

変わるのも写真で取れる。





そして、生体が電磁波や光を発する

ということは、それこそが





「肉体から少しだけはみ出した霊体」





なのであると。。。





なぜなら、霊とは波動であり、磁気であり、

電子や光子や素粒子だから。





そーゆうお話でした。






人間の霊体はしかし、進化学的に考えると

もともとそれが存在していて、そこから高度な

生物たる人間が生まれたとは非常に考えにくい

のだと。





むしろ、人間の肉体が進化していく過程で

生まれてきたのが、





「霊体」





だと考えたほうが合点がいくという話。





なぜなら、人間ほど脳という臓器で、

思考のために莫大なエネルギーを

生み出し続けている生物はいないから。





思考をすると、脳の中を電気信号という

エネルギーが駆け巡る。




そのエネルギーが神経伝達物質に

変換されて、人間の記憶や行動になる。





そのエネルギーは光、光子体で、霊は

まさに光子の集まりなのだから、こういった

思考エネルギーを常時めぐらし続けることで

霊体が




「こしらえられてゆく」




と考えたほうが理にかなっているのだと。。。






その質量は約26グラム。







人が死ぬとき、体重が約26グラム減る。






これも確認されているらしい。。。





さらに物質はすべて、光エネルギーから

発生してきたものであり、光は






「波動」






でもあり





「粒子」





でもある。







人間の目には、人間の脳が識別できる

周波数帯のものしか見えない、触れられないが、

実はそんな周波数に属するモノはこの宇宙の

ごくわずかで、目に見えない周波数帯のモノ

がたくさん存在する。





それらはこの物質の地球に重なる

ようにして、多次元を形成しているのだ、

という話。。。






そして実は、脳の視神経の先に

繋がるような形で





「松果体」





という器官があるのだが、実はその

松果体というのは光受容タンパク質

を豊富に持った器官で、第二の網膜

ともいえ、光に反応して交感神経と

副交感神経のバランスを取っているのだが。。。




その





「松果体」





が生まれつき、肥大、発達、または

事故などによる損傷などを受けていると、

光受容体が反応する周波数帯が通常人

と異なるようになり、本当に霊体や、

この世ならざる生物たちが見えるようになる、

というのは、脳科学的にもありうるのだとか。





霊、神、守護霊、守護神、悪霊、浮遊霊

などは実際は




「周波数帯の違う世界に、

光や電磁気の状態で

生きているれっきとした生物」





だと木村さんは言う。





実はヒンドゥー教でも、神や梵天、

悪魔といった存在は






「生物」






としてちゃんと生きていて、もちろん

死もあって、悩んでいる存在だという

教義があるのよね。。。





ヴァガバッド・ギーターとか。。。





彼らももちろん輪廻する。






永遠の命の持ち主ではないと。





だから六道輪廻の曼荼羅には、

地獄界・畜生界、餓鬼界、人間界、

阿修羅界、天上界の6種が規定

されているのだ。。。





人間も、精神エネルギーの波長を高い、

高貴な波長にできる人は、死後そのまま

天人の世界の住人になれるが、波長が

低くて荒い精神エネルギーのままで死ねば、

そのまま地獄霊になってしまうのだと。





現代量子論、波動エネルギー理論と

これらの昔からの教えは、まったく

矛盾しない。




矛盾しないどころか、よく古代の人は

ここまで哲学で導き出したものだと

驚嘆するものである。。。





そういうお話です☆ ( ´艸`)





また、霊は周波数で生きているので、

自分の発する精神エネルギーが低い

と、悪霊のエネルギーと結びついてしまい、

憑依現象を起こす。




憑依現象は、実はみんなが思うよりも

多いかも知れない。。。





自殺者の多くが本当は





「憑依のせい」







だとする霊能者や、医者はけっこういる。





わしも、霊は正直、あると考えないと

むしろ非科学的なんじゃないかと

思うよね。。。





現に、占いダイヤルの事務だったとき、お客さんに

取りついていた霊が占い師に取りついて、

占い師が発狂したケースをわしはマジで

知っているぞよ。。。(汗)





そういう感じで、この1冊を読むと

霊とか、憑依現象とか、にわかには

信じがたい現象も、実は現代の生物学、

物理学からすればなんら矛盾はないのだ

というお話。




とても面白い1冊だったので、ぜひ

読んでみてちょんまげ☆





でわでわ。。。☆



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