誘われて高橋伴明監督「光の雨」鑑賞会に☆ | 占星術小説家@酒井日香の占い死ね死ねブログ

どもども。




昨夜はある編集者さんに誘われて、

高橋伴明監督の



「光の雨」



という映画鑑賞会@阿佐ヶ谷ロフト

へ行ってまいりました☆




一水会顧問で作家、評論家の




「鈴木邦男先生」




が、こないだ彩流社という

出版社から出した



「連合赤軍は新撰組だった」




というこちらの本

↓   ↓   ↓

「連合赤軍は新選組だ!」: その〈歴史〉の謎を解く/彩流社
¥1,944
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の刊行記念イベントも兼ねて

ということで、この際なので

鈴木先生にサインをいただこうと

画策。。。( ´艸`)



「光の雨」




は、世間に数多くない連合赤軍

を描いた映画でございます。





実は連合赤軍事件は、アテクシ、

酒井日香が生まれた

年に起こっているのだ。。。





わしは1972年生まれ。




連合赤軍事件はその年の

2月19日~2 月28日にかけて起こった





「あさま山荘事件」




をクライマックスに崩壊するんだけど、

そのちょっと前の1972年2月17日に、

指導者永田洋子と森恒夫が逮捕されて

いるんだよね。。。




まぁ、一言で




「連合赤軍事件」




とはいうものの、オウム真理教事件と

同じでクライマックスのあさま山荘事件

に至るそのかなり前から、





「M作戦」




という名の連続銀行強盗事件を起こしたり、

銃砲店を襲うなどの事件をたくさん起こして

いたのね。。。




もともとは永田洋子率いる




「革命左派」




と、森恒夫率いる




「赤軍派」





が合体して生まれた組織なのが




「連合赤軍」




であるらしい。。。





まぁ、子どもの頃聞かされた事件だし、





「昭和の大事件」





みたいな特番では必ずやってる

から、ふーん、という感じの程度の

感想だったのと、





「共産主義者はロクでもない」




という親の刷り込みをたぶんに受けた。




のちに




「ワイルドスワン」

ワイルド・スワン(上) (講談社文庫)/講談社
¥885
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とか




「石の花」


石の花(5)解放編 (講談社漫画文庫)/講談社
¥612
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などの共産党を描いた作品を読んだときも

やっぱり、そこに共産党パルチザンの過酷な

生活、厳しい規律が描かれていて、モノ余りの

豊かな時代に生まれたわしには、





「何を好き好んでこんなことを

するんだこいつらは」





という、この人たちはマゾなのかしら

というような、よくわからない畏怖が

あるのだった。





しかし、今考えると彼らは





「軍隊」





のつもりだったわけだから、あそこまで

ストイックなのもなるほどな、と思えたね。





最後は





「真の革命戦士となるために」





ということで、精神的強さ、命を顧みない

無謀な兵士としての強さを一人一人に

課し過ぎて





「総括」




という行動になってしまう。





んで、





「総括」





を助けるということで仲間が総括の

対象者を殴る、蹴るなどしている

うちになんだかんだで気が付けば





12人(森恒夫を含めると13人)

が死んだ。。。






中でも悲しいのが金子みちよさん

(当時24歳)だ。





なんと、妊娠8か月の体でリンチ殺害

されてしまったのである。。。





に、妊婦になんてことを!!

(((゜д゜;)))





ニンプがどんだけキツいと

思ってんだ。。。(汗)






わしなんかへそがせり出して

しもうてのう。。。(汗)





心臓も圧迫されて呼吸も苦しいし。。。





そんな中殺されるなんて、さぞつらかった

のではないだろうかと胸が痛んでしまう。





一説では、女性らしい性質や自らの

女性性に対してコンプレックスが

あった永田洋子が、嫉妬から総括させた

のではないかという説も。。。





お話としては劇中劇の手法を取っていて、

あるとき、映画監督から





「連合赤軍の映画を作る」





と言われ、多数の若手役者が

集められるんですね。





そんでオーディションして、連合赤軍

メンバーのキャラクターをそれぞれ演じると。





森恒夫役だったのが

キレキレの猟奇的な役柄が多い





「山本太郎・参議院議員」





だった。。。( ´艸`)






山本太郎さんとわしはほぼ同年代。





なんかずいぶん若い山本太郎

だなぁと思っていたら、そりゃあそうだ。

この映画が封切られたのは2002、

もう12年も前のことだもの。。。




わしが悪徳占い師をやって、事務所構えたり

して、一番気分は犯罪者だった頃の映画だ。。。





上映が終わったあと、こんな感じの

トークライブ。↓   ↓    ↓





なんと、真ん中にいらっしゃるお方は





「森達也さん」





です☆





後ろを立って歩いているのが、

連合赤軍で総括中につい殺っちゃった

という植垣さん。。。






わしは一連の森さんが作った

オウム映画




「A」


「A2」




も見たし、




「職業欄はエスパー」


職業欄はエスパー (角川文庫)/角川書店
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などの、森さんのオカルト系評論も

だいたい読んでいたので、一言ご挨拶

しようと思っていたら、あとでご挨拶

できました☆





ヨカタ。。。( ´艸`)





その後、鈴木邦男先生から




「あれ?? あんた

どっかで見た人だねェ」





と声をかけていただき、先生が覚えて

いてくださったので嬉しかったです☆





さっそく、先生の本にサインを

いただきました☆





そしてその際のやりとりで

名前なんだったっけ、と聞かれたので





「いまだ!!!」






と思いすかさず、なんと、自分の小説本





「VICE孤独な予言者」

VICE-ヴァイス- 孤独な予言者/幻冬舎ルネッサンス
¥1,188
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を、




鈴木先生に献本

することに成功!!!






先生、読むの面倒くさかったら

ブックオフに持っていくと

20円で買ってくれますよえへへ☆

( ´艸`)






んで、鈴木先生の仕事をあれこれ

手伝っているという




「塩田祐子さん」





にも再会。。。☆ ※注、画像なし。





こないだ塩田さんと飲んだときは

楽しかったよね、という話で盛り上がり

ましたが、塩田さんは実はNPO




「監獄人権センター」




の人でもあるのです。。。







たくさんの、拘置所や刑務所の

受刑者たち。。。





中には冤罪を訴えている人も

けっこういてね。。。





犯罪者、という人たちが、どうしても

他人事とは思えない酒井。





わしも悪徳占い師だったときは





「このままじゃいつか

詐欺容疑で捕まるか、

お客に刺されるのでは」






というキモチでいっぱいだった。





自分がいつ、塀の中の人間になって

いたかわからないのである。。。






もちろん占いは違法行為ではない。





しかし、犯罪感覚がどうしても

付きまとうのも占いだ。




だからあんまり、やらせたくない。




実際、道教では昔、人を一人

殺してこないと占い師には

なれなかったという事実も

あるんだよね。。。








わしはそれが怖かった。






それで、どうせ犯罪感覚のある仕事

なのだったら、自分が心からやりたい





「作家」




のほうがいいと思ったの。。。






なので、塩田さんには昨日、改めて

取材を申し込みました☆





このブログは今、1日のユニークユーザー平均

1500人、PV2000~3000くらいあるから、

塀の中の人のこともここで書いてあげたいのだ。





塩田さん曰く




「中の人に手紙を出したり、支援

したりできますよ。そういうのを

ぜひ紹介してください」





とのことなので、近いうちに塩田さんに

インタビューなのだ☆





みなさんとも、一緒に考えていきたい

問題である。。。





どうぞお楽しみに☆






そんな感じで、昨日は有意義な

夜の盛り場でありました。。。





みなさんまた遊んでください☆





鈴木先生の誕生日イベントにも

出没する予定です☆





わはは☆


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