小説サイトが好きですわりと♡ | 占星術小説家@酒井日香の占い死ね死ねブログ

どもども。



最近小説サイトをちらほら

観てるんですけどね。。。




ときたま




「お、なかなかいい書きっぷり

ですねぇ~☆」



と思える作品もあったりして、

わりと楽しいかな☆





わしは本大好きで、月平均

20冊程度読むけど、小説だけは

読まんのよ。。。(汗)





本屋さんで売られてる小説は

嫌いなのね。。。(汗)





特にフィクション系

ミステリーがキライ(汗)。




ノンフィクション犯罪ルポ

は大好物なんだけど。。。(汗)




あんなツクリモノのうそを読む

んだったら、刑務所体験記とか

やらかした人や被害者たちの手記を

読む方がよっぽど考えさせられるし、

役に立つし、そっちのほうが下手な

ウンコミステリー小説よりもよっぽど

すごい推理小説なのだ。





と、わしは思う。。。(汗)





あと、自分が専門にしている精神領域の

本を読んだり、献本にいただくのを

読むだけでいっぱいいっぱいやねん。。。






東野なんとかとか、宮部みゆきさんとか、

読んでるヒマないんだよなぁ。。。




だけど無名の人の書いた作品は

読みたいんだよ。。。






矛盾するようだが。。。(^_^;)





わしの小説サイトのひそかな

読み方・楽しみ方の極意はズバリ






「もし私が

選考委員

だったら

ごっこ読み」







なのである。。。( ´艸`)






もう自分が選考する立場だったら

どいつをカワイク思って、どいつの

作品にイラッと来るのか。






んで







「イラッと来る」






書き方とは逆の書き方をすれば

面白いテンポ感が生まれるんだから

すごく勉強にもなるわけですな。。。





端的に言うと、わしが





「お!! こいつの作品は!!」





と思うタイプの人って






「最初の1~2頁で何を目指して

書き始めた小説なのかがわかる」






作品です☆






荒くても、しょーもなくてもいいの。





魔王を倒すんだ、でもいいし、異世界から

現実に帰るんだ!!でもいいんだけど、

著者のとりあえずの





「ウザいくらいの思い入れ」




がこう、バーンというか、ウッ、鼻につく

というか、お腹いっぱいというか、それでも

そういう拙くても







「キモチだけはある作品」





を観ると、ああ、私だったらこのコに

賞をあげてもいいかなって思っちゃう。。。






あとは書き出し。






わしは今、





「VICE孤独な予言者」






の続編に取り掛かっていて、こちらもだんだん

ゴールが見え始めてきているのだが、

最初の処女作でもそうだったけど、書き出しの

20~30ページのアウトラインが練られるまで







4年







かかってるわけよ。。。(汗)






最初の2、30ページを掘り出すまでに

最低でも単行本3冊分くらい書き込んで、

それを捨てる、消す、という作業を繰り返して

ようやく2、30ページ、納得のいく書き出しが

決まってくるのである。。。





面白い本はぶっちゃけ、最初の1ページで

もうわかるんだよね。。。





小説では最初の3~4行でもう決まってしまう。





その肝心要の最初の部分を、

いいかげんなスタート切るから、

自費出版やネット小説は

バカにされるのだ。。。




そして続かないのである。。。




長編が描けるか否かも、

最初をおろそかにするか

しないかで決まるのだ。。。



あとは設計図が完成

しているかどうか。




設計図は、描きこむことで

見えてくる。





だから何回も何回も、オープニングを

書いては消し、書いては消しって

やらないとね。。。









論文でもまぁ、同じだけど、

論文はそもそも





「論理のテーマ」




があって始めて書けるものだから、

小説よりははるかに書きやすい。






テーマを抱えている著者にとっては。。。






学者がスラスラ論文を自在に書ける

のは、自分の専門分野がちゃんと

あるからなんである。。。




んで、学者は若いときからみんな、

ハンパない分量の本を読んでいる。





わしが尊敬する鈴木邦男先生も、

月の読書量は100冊だ。。。(汗)





わしはその5分の1の量でひぃこら

言っているのである。。。(汗)





そんな鈴木先生の本はもう、ほんと、スラスラ

読めてテンポ良くて面白いのだね。




面白い本の書き手は実のところ





「読書マニア」





の作品なのだ☆





やっぱり、書くための基礎体力が

ぜんぜん違うのだよ。。。





わしもだから、基礎体力を作って

いく努力をしないとならない。





それが読書なのだ。




月に20冊目標にしてるけど、

なかなか届かない月もあったり

するのだが。。。





ところで、小説のすばらしい書き方

なんてあったら、みんなぜひ教えて

くれなんだけど、小説のよくない描き方

というのは存在しているし、わかりやすい。





わしはこないだ超ワクワクして、

現役官僚が書いたというこちらの

小説を読んだ。↓   ↓    ↓

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著者の若杉列さんには大変

申し訳ないのだが、









「あー。。。典型的な
小説としてやっちゃ

いけない書き方だ

。。。(汗)」









と思って残念だった。。。(^_^;)





んで、案の定、若杉さんは、

この作品を半年くらいで

ぱーっと書いたのだと何かで読んだ。





だろうねぇ。。。







忙しくて描いてる時間なんか

ないよ官僚だもの。。。(汗)





国会会期中なんか家に

帰ることもできないもんね。。。(汗)







しかし、それでもなんとか途中、





「ちっくしょう、わけわかんねぇ!!

よみずれぇ!!なんだこのウンコの

書き方はっ!!」






とか文句言いながらもかろうじて読了。。。






それができた理由こそやはり





「描き方はマズくてもやはり、

現実の原発行政を知り抜いた

人が描いた面白さ」





なんだよね。。。





若杉さんにしか描けない

本だったと思う。






だから最後まで文句言いながらも

読み通すことができた。





この










「読み通させるチカラ」








ってすごいのだ☆





一人の人に長い文章を最後まで

読んでいただけるって、実は

奇跡みたいなことなのだよ。。。(汗)





たった一人でも





「あなたの作品、なんとか

読み切れました!!」






って言ってもらえたら、自分の

文才を信じていいとわしは思ってる。






それくらい、一冊の本を最後まで

読者に読ませるのは至難の業なのだ。





この本も、小説としての評価ははっきり

いってうーん、、、で、小説になる前の

プロットだよねって感じ。






それでも






「現役官僚が書いた!!」





というインパクトだけでベストセラー

になってしまうわけだよ明智君。。。(^_^;)






世間なんてそんなもんさ。






でもそれでいいんだよ。






本なんてキモチだけでできて

いるものだからね。







私は、私が死んだあと、私を思い出して

くれる人に読んでもらえたらもうそれで

満足なのです☆





一作一作が遺書なのだ。





そんな感じで、編集者Zさんとこれから

会うのだが、企画書のサンプルぜんぜん

描いてまへん。。。(汗)





また、小説企画も一本打診されて

いるのだが、それも1年間もらったけど

1年で描き切れるかなぁ。。。(汗)





どーだろ。。。(汗)





まぁいいや。






わはは☆




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