【植生調査ハイキング】赤久縄山 早滝〜
⦅日程⦆2023/05/02
⦅メンバー⦆小堀、小堀(旧姓寺本)(文・写真)
⦅ルート⦆栗木平登山口→早滝→山頂ピストン
⦅タイム⦆山頂まで登り2時間半程、下り1時間
藤岡の自然、多野山地(赤久縄、御荷鉾山、オドケ山周辺山域)の成り立ちについて『藤岡市史』で調べてから行きました。
簡単に言うと、妙義山や富士山よりも歴史古く、感慨深いものがありました。
20年以上前の記録だったため、植生が変わってしまっているのでは…と心配でしたが栗木平から登れば、植物たちは可愛らしい姿をたくさん見せてくれました。
スーパー林道からは最短10分で登れてしまうコースもありますが、そこだとほぼコバイケイソウを見るだけで終わります。
さて、登山口を行くとすぐ
が群生していました。
全ての花の写真を載せたかったのですが、
載せられる枚数に限りがあるようです。
コンロンソウ
早滝
早滝までの道中、足元悪いため
初心者には不向きです。
初心者(身体は強い)を連れてったら落ちかけましたので、ご注意ください。
登山道に戻りしばらく行くと
渡渉(靴脱ぐほどではない)がありますが、
その周辺にニリンソウとミヤマハコベの群生地がありました。
ニリンソウ(まだ一輪)
ミヤマハコベ
写真はないですが、フジスミレ(葉のみ)や、ヒトリシズカ、ワダソウ(花が散った後でした)も多くありました。
そして今回一番見つけたかった、レンプクソウ(別名:五輪花)
も、群生していました。
感激です。
指より小さい花でしかも緑。
小堀がこの葉っぱ何?と聞いてきて見た瞬間、
これだよ私が探していたのは!!となり、
旦那のおかげでみつけられました。
どうやら、一番上の花から順に咲くようです。
他には、
ハルトラノオ
ネコノメソウ
フイリフモトスミレ
エイザンスミレ
写真は載せられなかったのですが
タチツボスミレ、ニオイタチツボスミレ、キケマン(と思われるもの)、カエデドコロ、カエデ、ウラゲヨブスマソウ、ユキザサ、ヤブレガサ、キジムシロ、ツツジなどなどありました。
スーパー林道からの道中は
先程も言ったようにコバイケイソウの群生地となっていました。
大きいので目立ちますが、
登山道上に生えているのもあり、踏まれてしまいそうな個体も沢山ありました。
みんな気をつけて登って欲しいです。
ここにもレンプクソウがコバイケイソウの葉にかくれて咲いていました。
大きさの比がすごい…
山頂にはニリンソウと
ハルリンドウ(フデリンドウとも言う…?)が咲いてました。
道中にもありましたがまだ蕾が多かったです。
ゴールデンウィークだというのに
会ったのは山頂で1パーティのみでした。
静かに自由に自然を満喫できた貴重なひとときでした。
下りは来た道をほぼ駆け下りました。
久しぶりのこの感じ、気持ち良かったです。
またコバイケイソウが咲く頃出かけたいと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。














