堺市の目抜き通り「大小路シンボルロード歩道空間改善」工事 その1 | 堺市の交通まちづくりを考える会

堺市の目抜き通り「大小路シンボルロード歩道空間改善」工事 その1

 歩道の補修を以下の予定で行うと連絡をもらった。

 ところで「目抜き通り」(めぬきどおり)とは、人通りの多い通り、主要な通り、繁華街などの意味を持つ言葉で、賑やかな通りや場所を指す時に使われる。 「目抜き通り」の「目抜き」はもともと刀に由来する言葉で、刀の「目貫」(めぬき)が語源である。 

 堺市は大小路筋を堺市の「主要な通り」として位置付けており、それは大小路を「シンボルロード」と呼称したり、堺まつりパレードをこの大小路筋で開催することからも自明。

 ところが目抜き通りと言いながら、人通りも少なく、繁華街とはほど遠く寂れ、華やかとは決して言えない通りとなってしまった。

 その原因は歩道の拡張工事。車道は片側3車線から1車線へ減り、使い勝手の悪い歩道が必要以上に拡張されたことから、路面店との実質的距離だけではなく精神的距離が大きくなったことが原因。

 今では飲食店や小売店を両手で数えることができるまで減少した。

 

 工事のあらましがわからないので、早速質問することにする。担当は堺市建設局土木部 西部地域整備事務所。

  • 舗装工事の工法やその内容
  • なぜ市之町東周辺なのか
  • 歩道ではなく歩道空間の改善なのか
  • スケジュールを含め4ヶ月も掛かるのか
  • これまで10年以上に渡って歩道改修がほったらかしだったのか
  • 歩道の舗装ガタツキが原因で起こった事故について
  • 未だに残る歩道上のアルミ鋳物支柱の役割とその危険性について
  • 工事の完了基準とは?
  • 工事完了後の維持管理において、補修の判断基準と補修方法は?
 ↑工事のお知らせ
 
↑工事の範囲
 
↑市之町東の歩道状況その1 補修の箇所が1cmほど段差が生じている。タイルの浮きやアスファルトでの補修。92歳にとって1cmは崖と同じ。つまずいて転倒すると命取り。
 
↑市之町東の歩道状況その2 歩道を占有するお店のノボリや看板。
 
↑ 街路樹のスペースには雑草がボウボウ。目抜き通りのはずが、、、。