堺市交通部交通政策課 御中 | 堺市の交通まちづくりを考える会

堺市交通部交通政策課 御中

8/28に交通政策課に質問しましたところ、本日9/16に以下のようにご回答をいただきました。黒文字は交通政策課からのご回答です。青文字は感想です。交通政策課のみなさん、ありがとうございました。
 
1.阪堺線へ導入が決まった低床車両の購入維持管理費について、これらの項目内訳はどのようになりますか?(ex 購入、整備、車庫、停留所改装など)
阪堺線(堺市内区間)への低床式車両の導入には、以下の①~③の費用が必要と考えております。
 ①車両設計関連経費:1,900万円
 ②車両購入費:約2億5,000万円
 ③軌道改修(老朽化対策):3億4,800万円
※②については、現時点で導入する車両が決まっていないため、一般的な車両購入費を見込んでおります。今回の補正予算では、①車両設計関連経費と③軌道改修の一部経費の合計9,700万円を計上しております。
今後、②車両購入費については、国の補助金や市民からの寄付金を活用していきたいと考えております。なお、低床式車両の維持管理費に対する特別な支援は考えておりません。
(とりあえずの今年度補正予算ではハードにのみ支出と言うことのようです。車両は大小路路線に入れるはずだったものを通常架線にして導入なんでしょうか?!)

2.これらの費用は今後10年で50億円とされる支援枠内の費用でまかなわれるのですか?
低床式車両の導入に要する費用については、昨年6月30日に示した支援策における「高度化による利便性向上への支援」の一部であり、支援策に含まれております。

3. 2)だとすると新車償却期間が40年ほどとされる低床車両において、10年満了後はどのような枠組みで支援することになるのですか?
支援の枠組みについては、阪堺電気軌道(株)による低床式車両の購入を市が支援するものであり、導入後の低床式車両にかかる維持管理等の諸経費について、市が特別な支援を行うものではありません。
(10年待たずして上下分離方式による経営運営に移行した場合はどうなるんでしょう?!)

4.別枠支援をされるとすると、当初の支援策が金太郎飴のようにズルズルと継続されることとなりませんか?
阪堺線への支援については、支援策に基づかない、別枠の支援は考えておりません。
(10年待たずして上下分離方式による経営運営に移行した場合はどうなるんでしょう?!)

5.支援策の対象は堺区間のみと考えてよろしいですか?
軌道改修等の支援策は、阪堺線の堺市内区間を対象に考えております。
(これまでチビチビと補修していた甲斐あってか、公金できれいになるということですね。すぐに枯れる芝生軌道などに無駄遣いしないでほしいと考えます。)

6. 5)だとすると新型車両の大阪区間乗り入れは無いと考えてよろしいですか?
低床式車両の大阪市内区間への乗り入れにつきましては、今後、大阪市と協議を進めてまいります。
(大阪・堺の直通だと利便性も向上し乗客も増加しそうですが、堺市の公金で導入した車両を大阪市で走らせていいものなのでしょうか?大阪市と折半して車両を導入すればいいと思います。また大阪区間の停留所高さ調整は誰が捻出するのでしょうか?)

7.これら10年で50億円とされる事業評価はどのように始まっているのですか?
第三者により支援策の効果検証等を行う「阪堺線活性化推進懇話会」を平成23年7月30日に第1回目を開催しております。今後継続的に開催し、効果検証等を進めてまいります。
(ご参考)なお、会議の開催内容については、堺市建築都市局交通政策課のHP
http://www.city.sakai.lg.jp/city/info/_tetuki/hankai_konwa.html  
に掲載されておりますので、ご参照ください。
(評価するだけで「権限」はあるのでしょうか?)

8.当初、上下分離方式の導入などの検討も行なわれるとされましたが、旧市民病院跡地のクルマと共存する都市計画とどのように符合するのでしょうか?
文化観光拠点整備事業基本計画(案)においては、当拠点が観光の基点となるべく、交通ターミナル(パーク&ライドの結節点等)や駐車場(観光バス、自家用車)、コミュニティサイクルポートの整備を掲げております。
阪堺線の利用者増加に向けては、沿線でのパークアンドライドやサイクルアンドライドの取組みが必要と考えていることから、これらの施設整備は阪堺線の活性化に有効な取組みであると期待しております。
(意味が分からないのですが、要は「クルマと共存」する路面電車ってことになるんでしょうね?!宿院停留所辺りにクルマを停めて阿倍野Q'sモールへ人が流れると考えているってことでしょうか?私なら直接、阿倍野Q'sモールにクルマで出かけて駐車場に停めます。買い物して駐車料金が無料になるからです。