Slashdot Japan: 企業に見限られるSecond Life


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LA Timesの記事によると、企業のマーケティング担当者はSecond Lifeを見限り、撤退し始めたと言う。その理由の一つは、公式発表で800万人以上とされるSecond Lifeのユーザ数がひどく誇張されたもので、多くはサインインはするもののそのまま戻ってこないということのようだ。また、仮想世界のレギュラー訪問者 (同時ログインは最大でも40000人程度)は世界内でのマーケティングに興味がないばかりか、ReebokやAmerican Apparelといった企業店舗の存在に怒り、攻撃をかけてくるという。必ずしも企業が仮想世界におけるビジネスという発想自体を捨てたわけではないが、ThereやGaia Online、Entropia Universeといった他のゲームに関心を移し始めているそうだ。

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まずは、アメリカの記事を訳して解説していただいているものを引用。


これによると、既に、アメリカではSecond Lifeの実態が見えつつあり、

企業のマーケティング担当者も見限り始めているという点。




そして、先日の「爆発するソーシャルメディア」セミナーで、

電通と博報堂がセカンドライフに言及した件に際し、

タカヒロ氏のブログで評価しておられます。


その中から、タカヒロ氏も同じような指摘をされています。


mediologic:「ユーザーとの共存」、考え方的には博報堂に一本! かな?


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ちなみにユーザーが10万人とおっしゃってるが、これはあくまでも「登録者」の数であってアクティブユーザーじゃないはず。Second Life はユーザー登録後にアプリケーションをダウンロードすることになるので、実際にはアプリケーションがPCで動かずに、一度も Second Life の世界に入っていない「登録者」が相当するいるはず。

<中略>

いやむしろパソコンそのものは進化しているのだが、Second Life に必要なのは video 関係のメモリやボードのスペックであって、これらが低価格化しているわりには、この数年金額がそれほど低価格化していないうえに、薄さとか耐久性とか、あるいはワイド画面液晶とDVDとテレビチューナーでテレビパソコン、的なホームユースに重きが置かれだしていて、日本のノートPCの進歩はSecond Lifeを使うためのスペック、という点においての進歩についてはあんまり無いように思われるので、ちょっと厳しいんではなかろうか(まぁメーカーが「Vista対応」みたいな、「Second Life対応」ってやるこたあ、あんましないと思うが)。

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以上を、簡単にまとめると、


1.Second Lifeのユーザー数800万人は会員登録をしているだけ

→アプリケーションが使えてログインできたユーザー数ではない

→アクティブユーザーは少なく同時で最大4万人がいいところ


2.Second Lifeのコアユーザーは企業広告に嫌悪し攻撃してくる場合も

→コアユーザーは企業の参入に嫌悪し離れつつあるのかも

→企業をユーザーが攻撃する事例もでてきた


3.日本ではPC性能面で一般ユーザーには受け入れられない現実

→vistaが普及すれば別だがvideo面でのスペックに一般ユーザーはついてこれない

→今後のPC市場を考えても、対応マシンの一般への普及は見込めそうにない



以上のような現実が徐々に見え始めているようです。


そろそろSecond Lifeのマーケティング活用における可能性について、

流行に乗り遅れるな路線ではなく、

冷静に、真剣に検討すべき時期にきたのではないでしょうか。



さて、このような現状に対して、

日本のサービス提供会社はどのような動きを見せていくのでしょうか。。

注目したいところです。