宝塚妄想一直線② ベルリンと神々♡ | riririのブログ

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スルメのように噛みしめて

今更ながらですけど、星組公演「ベルリンわが愛 」、東京でももちろん観劇しました。唯一のヅカ友さんがチケットを譲ってくれたりして、5公演観ることが出来ました。ありがとう。

 

2月の「うたかたの恋」まで、当分の間イベントが無いので、スルメのように“ベルリンの思い出”を噛みしめつつ生きています。

 

だもので、年が明けてから、それは逆だろうって、突然思いました。

 

紅ゆずるさん扮するテオが、ジルを救いに凪七瑠海さん扮するゲッベルスの屋敷に乗り込む場面です。

テオが、“自分たちを映画界から抹殺するか、映画を作らせるか、2つに1つだ”と言い放って屋敷を出るのですが、それ逆じゃない?って。選択を迫れる立場にいるのはナチス、この台詞を吐けるのは宣伝指導者のゲッベルスの方だと思ったのです。

 

更に言うなら、そんなにジルにご執心なら、ジルを呼び出した時点で、“自分の愛人になればテオに映画を作らせてやる”と持ちかければ、ユダヤ人という弱みを握られているジルに抵抗の余地はなかったはず。

 

でも、ここは、嫌がるジルを救いにテオが颯爽と登場しないと話しが進まないから良しとしても、“映画界を去るか、ナチスのための映画を作るか”とテオが選択を迫られるべき。ここに矛盾があるから、その後の展開に現実味がないんだよなって思いました。

 

………ここから私の妄想“ベルリンわが愛”が始まりました

 

表面上はナチスへの協力を装いながら、思いを同じくする仲間と共に密かに“自由と友愛”の映画作りを続けるテオ。しかし、あと一歩で完成というところでゲッベルスに踏み込まれる。それでも臆せず最後のシーンを撮り終えたテオに、一発の銃声が響く。

 

………命をかけてと何度も言っているのだから、ここはやっぱり誰かが死なないと。宝塚的に一番良いのは、礼真琴さん扮するエーリッヒなのだと思います。身を呈してテオを庇い、そしてテオの腕の中で死んでいくって、2番手さんとして良い流れだと思う。でも、史実を勝手に変える訳にはいかないし、私的には、天寿光希さん扮するベテラン俳優が、テオに映画界の未来を託して銃弾に倒れるのが、一番納得出来たと思います。

 

追っ手が迫る。絶体絶命のテオとジルに救いの手を差し伸べたのは、パリへの帰路につく途中のジョセフィンベーカー。いくらナチスでも、外国人のしかも有名な歌姫には簡単に手を出せない。志半ばで倒れた仲間の想いを胸に、完成した映画のフィルムを抱き、パリ行き最終列車に乗るテオ。The end。

 

………やっぱりここはナチスに追い詰められないと。そうじゃないと、せっかく凪七さんが冷酷なナチスの宣伝指導者を熱演しているのに、何をしたいのかよく分からない“へなちょこ”な人に見えてしまうし、紅さんの映画づくりへの“決死感”も伝わらない。 それに、最初からフィルムを持って逃げないと。ただ2人だけが安全な場所に逃げただけに思えてしまう。

あと、ジョセフィンが映画出演を断った理由は、黒人に対する人種差別。ナチスに迫害されたテオとジルを命をかけてまで助けようとする伏線にピッタリなのだけど。夏樹れいさん、最後車掌さんで笛吹いていたけど、ジョセフィンとして再び登場し伏線の回収をして欲しかったです。

 

原田って人、いい線まで行ったけどもう一息。

それに‘’ベルリンわが愛‘’って題名もどうよと思います。暗いし漠然としてるし、最初聞いた時不安しかなかった。しかも、最後ベルリン捨てて逃げてるし。だったら、そのままという訳にはいかないだろうけど、“ニューシネマパラダイス”をちょっとパクらせてもらったほうが、‘’映画にまつわる楽しくも切ないお話し?‘’って、期待が高まったと思いますキラキラ

 

神々の土地は素晴らしい

“ベルリンわが愛”を観て、宙組公演“神々の土地”のstoryの良さが分かりました。

朝夏まなとさん扮する主人公のドミトリーと、伶美うららさん扮するヒロインのイリナだけでなく、登場するすべての人に感情移入できたのです。

皇女オリガ、皇帝皇后の一家、活動家の兄弟、どの立場の人もそれぞれの信念に基づいて行動している、そう思えました。だから、ラスプーチンの掴みどころのない不気味さが際立ったし、何より、2人が愛し合いながらも結ばれない結末も必然と納得できました。

 

だって凄いことですよね。 イリナは他の貴族同様亡命することも出来た。しかも外国人。ドミトリーも、フェリックスの手引きでニューヨークに逃げることが出来た。 “2人で幸せに暮らせる未来があるのに何故そうしないのだムカムカ” フェリックスの苛立ちに共感できるのに、それと同時に、そんな2人だからこそお互い惹かれ合ったのだろうことも理解できるって。

 

〝神々の土地〝ってタイトルも良い。漠然として分かりにくく、惹かれる題名でないのはベルリンと同じなのだけど、観終わった後、“あ〜 だから神々の土地なんだ”と思える。

上田久美子さん、やっぱり人気があるのも分かります。“この演出家の作品なら観たい”と興味を持ちますもの。観れて良かったです。

 

それと、神々の本当の意味の主役って、イリナを演じた伶美うららさんだと思いました。だって、朝夏まなとさんと真風涼帆さんの役、仮に配役を入れ替えても何とかできちゃう気がするけど、イリナは伶美うららさん一択で、宝塚中探しても誰も代わりはいない。気品と際立つ美貌がないと成立しないから。そもそも、伶美うららさんの美しさありきで書かれたお話しだと思いました。自分にしかできないヒロインの役があって、しかもそれが退団公演ってやっぱり凄いことですよね。

 

 

 

 

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