『素直』な心を持っていますか?



仕事で成功するためには、
『素直』であることが大事であると
よく言われています。



松下幸之助さんや
稲盛和夫さんも
『素直』の大切さを説いています。



寛容にして私心なき心、
広く人の教えを

受ける心であること。



自分自身のいたらなさを認め、
そこから努力するという

謙虚な姿勢を持つこと。



確かに
その通りだと思います。



しかし、
『素直』という言葉は
人によって
異なった使い方を
されることがあります。




ある人の『素直』とは
自分の思い通りに動くこと。



ある人の『素直』とは
自分軸で生きていて
自分の気持ちに正直なこと。




ブラック企業の上司や
パワハラの先輩の言う素直は
前者が多く、
このブログを見てくれている人は
後者になると思います。




ブラック企業の上司や
パワハラの先輩の言う『素直』は
罪悪感を与えて人をコントロール
することを意味するので

注意しましょう。



「なぜ素直に言うことを聞かない!」


「素直でないから
 仕事ができないんだ!」


などとそれっぽいことを
言ってきます。



自己固定感の低い真面目な人ほど
『素直』という言葉に

振り回されて自分らしさを失い
生きづらさを感じることになります。



確かに最近までは
成功や幸せになるための
条件として従順であることが
大事であったかもしれません。



というのも
私が働き始めた20数年前
就職関連の本には、
企業で採用したい人のトップは
体育会系の人と載っていました。



その理由として
『素直』であるからとのことでした。



『素直』というと
美しく聞こえますが
上司の思い通りに
動いてくれる人が
求められていた時代でした。



しかし、
価値観が多様化してきた現在は
この考え方は通用しなく
なっています。




これからは
自分軸で生きていて
自分の気持ちに正直な人の方が
幸せな人生を送ることが
できると個人的には思っています。




ですので
理不尽に従順を求めてくる 
都合のいい『素直』に惑わされずに 
自分の気持ちに正直な
『素直』でありましょう。



最後まで読んでいただき
ありがとうございます♪