jwの教理に楽園となった地上で永遠に生きる、というものがある。
この教えは、辛い経験をしてきたある人たちにとっては、小さな希望となったこともあるだろう。
しかしこの教えは、jw2世の特に若い人たちにとっては有害なものとなることがある。
自分が若かった頃、何かやりたいことがあっても
楽園になれば時間は無限にあるし、やりたいことは
何だってできる、だから今それをやる必要はない。
むしろ、楽園に行くために霊的なことに打ち込むべき、そう教えられてきた。
今の人生は仮のもので、どうでもいいと言うのだ。
でも現実は、来ると言われた終わりは来ず、人生の時間の大半をjw組織に費やし、若い頃やりたかったことももう出来ない歳になってしまった。
自分だけではない。そういう兄弟姉妹たちを沢山見てきた。
1975年に終わりが来ると信じて一流企業を早期退職
し、非正規な仕事で家族を養い、晩年も貧しさの中で亡くなった兄弟。(近年の地区大会では、こうした選択を極端な行動と批判していたが、当時組織はこうした選択を確かに奨励していたのだ。どの口が言うのか、全く呆れてしまった)。
他にも真理故に婚約を破棄し、結婚することを望みながら年老いていった独身の姉妹等。
もし、それでも本人たちが後悔のない満足のいく人生だったと本当に思うのならそれに対しては自分が言うことは何もない。
でも、本当にそう思えるだろうか。
終わりに関しては、何度も教理を変更してきたjw。
それに振り回されて人生を棒に振った信者たち。
もう、こんな似非教理に振り回されるのはやめませんか!
若い皆さんに忘れないでいてほしいのは、仮に楽園
で永遠に生きたとしても青春時代は二度と経験でき
ない、ということ。
だから、今しかできないことを精一杯楽しんで、
一生懸命生きてほしい。若い時は今しかないから。
もう、1914年の教理は崩壊している。
この先jwは何を信じて生きて行くのだろう。