屋根の雨漏りが見つけられない
挫折を乗り越え
今がある雨漏りの専門家の
札幌市手稲区の齊藤板金
代表齊藤宏之です
「どこから水入ってくるの？」と
心配になるのも無理ありません
水が漏れるのは玄関ドア外側の
基礎と水切りの取り合い部分
この玄関のすぐ上の部屋
には雨漏りの形跡はなく
そしてその上も屋根なんですが
単純な作りです
私が唯一気になり
不安なのは屋根に登るための
はしごがついていない事くらい
冬に漏れることはなく
雨の時だけ床が濡れるとの事。
お客さんは日中仕事のため
自宅にいるわけではなくて
帰ってきて濡れている
床（タイル）を見て
『雨漏り？？』となっています
今回は他社さん施工物件の
調査なので自分自身の
目で確認します
今回はまず屋根から確認
うーん漏れる要素がない
（当然です築1年だから）
ここは海に近く風当たりも
きつい。壁の通気部材の
疑いもなくはないけど
可能は低い
そして漏れるなら室内に漏れる。
次は玄関の風除室周りの確認
壁にビス（ネジ）を
打ち付けているけど
ドアが閉まれば
水が入る可能性は低い
次は風除室の外側の水切り
ここは板金（鉄板）1枚を加工して
曲げている部分。
水が入りやすい箇所でもあります
それだけに最近の新築では
コーキング（防水材）を中に入れています
可能性は低いものの水を
入れて試しますが手応えなし
次は基礎と水切りの
取り合いで表面が
モルタル仕上げとなっているところ
ここ実は少し隙間があります
施工がうまくいってなかった様子
よく見たら少し穴になってます
工務店さん側では
こんな所から漏れる訳ないしょ？と
いう思いこみがあります
そんな水平に2メートル先の
部分から水が出てくるなんて
思いもしないんです
でも実際にやって再現してみると
ほんとだ〜ってなります（笑）
水はどんなカタチにも変わるし
自由自在にどこでも行けます
こんな存在は水だけです
そんな水相手ですから
可能性があるところは全て
確認します
雨漏り解決はそんなに
甘いものではありません
だからこそ真剣に取り組んでいます