だれでも、どんな仕事でも失敗した事があると思うんだけど、
前回書いたように、今回から少し映像の事に触れて書いてみようと思う。。。
まあ、PVなんかだと、なんテイクか撮ってモニター確認しながら
進める場合が多いので、まだイイんだけど。。。
ブライダルの撮影は一発撮りなんで、
「すみません、もう一度お願いします」「ワン・モア・テイク」なんてのは
ほぼありえないし許されない。
だから、段取りや打ち合わせがすごく大事なんだ。
まあ何でも段取りや打ち合わせがすごく大事なんだけどね。
以前、ブライダルの撮影で一度、こんな事があったんだ。。。
その日は三脚固定とハンディの2カメ撮影の依頼だった、
挙式が終わり、披露宴の新郎・新婦最初の入場シーン。
三脚固定カメラは扉が開いて新郎・新婦が入場してから
高砂の席に着くまでを追う。
安定した絵を撮る、メインとなる映像だ。
そしてハンディカメラは、御両親やゲストの表情を
スポットでドンドン撮っていく。
その2ライン映像を編集加工する。
ところが、三脚固定のカメラマンがRECボタンを
押したものだと思い込み、撮影(?)を始めた。。。。
ハンディは動きながらドンドン撮ってる。
撮りっぱなしの状態だ。
普通はこんな事、絶対あり得ないんだけど、
慣れてきた頃に起きる・・・・いわゆる「手慣れ」だ。
結果・・・・・。
取引しているプロデュース会社とお客さんに失態の事情を正直に話し、
同席していたご友人が撮った入場シーンを借りて、何とか編集にこぎつけた。
こちらの正直な気持ちが通じたのか、
あきれ果てたのか、両者とも笑顔で「いいよ、いいよ、起きたことはしょうがない。」
と言ってくれたが、
責任者だったオイラは何回も吐きそうになって、胃が荒れた。
「一生に一度の祝いの日をキチンと映像に残しておきたい」という、
お二人の気持ちに汚れたモノを付けてしまった気持ちだった。
それ以降、撮影スタッフ全員が気を引き締め直し、ルールも決めた。
すべてが終って、オイラは思った。
正直言うと、
初めは、得意先やお客さんにたいして、
「何とか編集でごまかせないものかと」考えたんだ。
だけど正面きって失敗と向き合った。
失敗はそのあとの誠実な態度や行動が、
逆に失敗から学び、成功に繋がって行くんだと。
失敗から逃げちゃダメだ。
失敗しないに越したことはない、
けど、いいじゃん失敗したって。
失敗しないと向上しないこともいっぱいあるしね。
んじゃ、また来週。