東日本大震災から、今日で半年です
私は、４月４日～１週間 ４月１６～１週間 ボランティアとして東北の被災地に行っていました。
そのときのブログを(所属しているＩＰＳＳスノーボードスクールのブログに書いたことを)
ここに、ほんの少しだけ編集して
もう一度１人でも多くの人に読んでもらいたいと思って、又、自分の記憶としても残したいので載せます。
以下、４月４日～５日の出来事のブログです
自分が実際、見たこと聞いたことです
今週はじめから東北に来ています。
震災から四週目ということで、徐々に復旧のための県内外ボランティア活動が活発化してきた為、少しでも何かできないかと思って足を運びました。
初日、2日目は宮城県多賀城市にて一階が浸水した家の家具などの運び出しや泥出し、流れ着いたものの撤去などのボランティアでした。
初日にお手伝いした家のお母さんは、ボランティアに人数分飲み物やパンやお菓子を用意してくれていました。
ほとんどコンビニも休業、スーパーも品薄の状態の中かき集めてくれたんだろうと思い本当に嬉しく思いました。
又、このとき一緒に活動に参加した大学生も国道を走行中に津波にあったそうです。
偶然車から降りたらマンションから「津波が来てるから急いであがれ!!」という人の叫び声でマンションに駆け上がり、その直後に津波が押し寄せた。その時、気付かず車に乗ったままの人達は車ごと流されてしまったということでした。
確かに三週間以上経った今でも多数の車が多賀城市の国道の脇に放置されています。
２日目は一週間テント生活しながらボランティア活動をしている栃木県の親子、隣町の女子中学生、地元の男子高校生、衣類を被災地に運んでいた仙台の女性
と同じ場所に派遣されました。
依頼者の女性は腰が弱いようで歩くのがやっとの状態でしたが、みんながゴミの撤去をしているのを見ながら「ありがとう…ありがとう」と繰り返していたのが印象的でした。
３日目は岩手県陸前高田市、４日目の今日は宮城県南三陸町にいます。
これは南三陸町ボランティアが付けているワッペンです。
また後日、３日目以降の出来事をブログに載せたいと思います。
そして、お願いがあります。
このブログを見たみなさん、被災地は想像を遥かに越える状態です。
特に甚大な被害の南三陸町や陸前高田市において物資はなんとかいきわたるようになってきたという話ですが、ライフラインはまだ復旧していません(私が行った場所の話です)。
支援物資ももちろんそうですが、やはり必要なのはお金ではないでしょうか。
義援金を全国至るところで募っています。口座に直接振り込むような募金ができないとしても、
みなさんがコンビニに行った時、ジュース１本、ビール一杯分我慢してそのお金を募金箱に入れてくれませんか？
もうすぐで震災から1ヶ月が経ち、例えば節電の気持ちが薄らいだ…のような方は少なからずいると思います。
これから、何度かＩＰＳＳのブログの場を借りて、私の見たこと、聞いたことを書いていこうと思います。
少しでも、みなさんの心に響けば幸いです。
ご協力宜しくお願いします!!
４月７日にＩＰＳＳのアメブロに載せたブログです
実際、南三陸町の電気は復旧したみたいですが、水道は１年以上かかるとのことでした。
まだ、不自由な生活が続いているのでは…
と改めて感じました。