木材の乾燥 Ⅲ | 200年住宅のススメ

木材の乾燥 Ⅲ

「KD材」は木材を機械を使用して強制的に乾燥させるのに対して、
自然にまかせて、ゆっくり乾燥させた物を「AD材」といいます。

「AD材」を使用した方が、家は「長持ち」します。

「KD材」は木材に、高い熱を加えて強制的に乾燥させる方法がほとんどです。
そのため、
木材の繊維が傷つけられて、木材が本来持っている耐久性が無くなります。

乾燥材(KD材)は、グリーン材(未乾燥)に比べ強度が有る等といいますが・・・それは間違いです。

人工乾燥(高温乾燥)で一気に水分を抜くと、木の繊維が駄目になり、内部割れを起こします。

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また、木が持っている油分も抜けてしまうため、粘りの無い木になってしまいます。

何故AD材を使わないのか?
(AD材の方が価格も安い)

主な理由は「クレームがいやだから」です。
木は動きます。しかし、木の繊維を壊せば動かなくなります。
動かないとクレームはなくなります。

であれば「木である必要がない」ということなります。