このブログでは、
子どもを変えるのではなく、
“子育てを楽しみ””家庭の空気”を変えていくヒントをお届けしています。

 

「グローバル社会で活躍する人財」を育てる

次世代育成プロデューサー

新山明美です

 

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40年以上、15,000人以上の子どもたちを見守る中で気づいたことがあります。

 

子どもには、一人ひとり違う「育ちの順番」があるということ。

 

今日の『子育て目安箱』が、あなたの子育てのヒントになれば嬉しいです。

 

「できない」のではなく、「やる前に手伝っていませんか?」


忙しい子育てママの「あるあるアクション」。

目の前にいるお子さんの動きを
じっくり観察する以上に、

スマホから流れてくる情報を見て、

「○歳なら、もうこれができるはず。」

「この月齢なら、これくらいできないと……。」

そんなふうに、
目の前のお子さんの育っている様子よりも、
「月齢」という数字で判断していませんか?

定期健診で保健師さんからアドバイスをいただいたり、
子育てサイトやSNSで発達の目安を調べたり。

もちろん、
専門家からのアドバイスや発達の目安は
とても大切な情報です。

でも、それはあくまでも
「目安」です。


未来を不安に思って対応するのではなく、

今、目の前にいるわが子を、その目で見てあげてください。


お子さんはどんな表情をしていますか。

目線はどこを見ていますか。

どんな音に反応していますか。

指先はどのように動いていますか。

体の動きはどうでしょう。

五感をどのように使っているでしょう。

一つのことだけを見るのではなく、
お子さん全体を見つめることで、

「次はこんな経験をさせてあげよう。」

「ここを少し応援してあげよう。」

そんな成長へのヒントが見えてきます。

子どもは、一人ひとり違います。


十人十色。

違っていていいんです。


違うからこそ、
その子らしい成長を楽しむことができます。

そして、もうひとつ。

お子さんが自分でやろうとする前に、
お母さんが手を出してはいませんか?


朝の忙しい時間。

一生懸命、靴下を履こうとしている。

でも……

「あ〜、もう時間がないからママがやる!」

ボタンを留めようとしている。

「ほら、貸して!」

牛乳をコップに注ごうとしている。

「こぼすから、ママがやるね。」

階段を上ろうとしている。

「危ないから抱っこ!」

子どものためを思って、
ついつい手が出てしまいます。

私も子育てをしてきたので、
その気持ちはよくわかります。

だって、その方が早いんです(笑)。

でも、ここでちょっとだけ考えてみてください。

そのお手伝い、
本当に今、必要だったでしょうか?


子どもは、

見て、
考えて、
手を動かして、
失敗して、
もう一度やってみて、

少しずつ「できる」を増やしていきます。 


ところが、

「危ないから。」

「時間がないから。」

「まだ無理だから。」

と、大人が先にやってしまったら、

その子が本当はどこまでできるのかを、
私たち大人が知る機会まで失ってしまいます。



だから私は、

まず、観察してみてください。

とお伝えしています。

すぐに手を出さず、

「どこまでできるかな?」

と見守ってみる。

じっくり見てみると、

「できない。」

と思っていたことの中に、

「ここまでは、自分でできている!」

がたくさん見つかります。

全部を手伝う必要はありません。

できているところは任せる。

難しいところだけ、
ほんの少し手を貸す。

そして、また任せる。

手伝うことと、やってあげることは違います。

小さな頃は、
子どもを守るために、
口よりも先に手が動くのは当たり前です。

でも、その「守る」が習慣になり、
いつまでも先回りしてしまうと、

子どもは、
自分で考え、
判断し、
決断し、
行動する経験を積む機会が少なくなってしまいます。


できることまで、
「やってもらうもの。」

そんな感覚が身についてしまうこともあります。

その積み重ねは、
幼児期だけの話ではありません。

大学生になっても、
社会人になっても、

「お母さん、どうしたらいい?」

と判断を親に委ねることにつながる場合もあります。


だからこそ、
幼い頃から少しずつ、

「自分でやってみる経験」

を積み重ねていくことが大切なのです。

昨日はできなかった。

でも今日は、
少しできた。

明日は、
一人でできるかもしれない。

その小さな成長に気づけるのは、

毎日、一番近くで見守っている
お母さん、お父さんです。

スマホには、
一般的な発達の情報が書かれています。

でも、

今日のわが子の成長は、
目の前のわが子を見なければわかりません。

だから、

「まだできない。」

と決める前に、

ちょっとだけ待って、
ちょっとだけ観察してみてください。

手を出したくなったら、

「この子は、どこまで自分でできるかな?」

と心の中でつぶやいてみる。

そして必要なところだけ、
そっとお手伝いする。

子どもの「できた!」は、

そんな小さな待ち時間の中から
生まれてきます。

先回りしない。
決めつけない。
まず、観察する。


それが、お子さんの
「自分で生きる力」を育てる第一歩になると、

私は信じています。

 

 

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