Facebook上でうかがい知ることができた好評価に気を良くした私は、少しだけ前向きになることができました。
「あんな髪色にしちゃったヒトがいまさら人目を気にするなんて、おかしいでしょ?」
そう突っ込まれてしまうかもしれません。
でも、がらりと髪色を変える、それも、金に近い栗色にするというのは自分史上初めての経験で、とにかく他人にどう思われているのか、気になって仕方がありませんでした。
その後、仕事やプライベートでお会いした人たちから、いろいろな反応が返ってきました。
「うわぁ、違和感ない!」
「なかなかいいですよ」
「おしゃれじゃないですか」
といった好意的な反応もありました。
一方で、明らかに髪色を変えたことに気付いているにも関わらず一言も触れない人、私が手元の資料を見ているスキを見計らって髪を凝視する(でも何も言わない)人もいらっしゃいました。
髪色に関して触れない人は、明らかな違和感や不快感を抱いたのだと思います。
適当に「いいですね」などと言わないぶん、正直な人たちだともいえるでしょう。
私は、自分が調子に乗っていたのだなということを思い知りました。
約100人の「いいね」があったということは、同数の「よくないね」がいて当然なんです。
いくら自然なグレイヘアを目指すためとはいえ、ちょっと派手な髪色だったかな?という後悔の念もよぎりました。