44歳になった私は、「グレイヘアにしていきたい!」という私の意思を尊重し、良いアドバイスをくれる美容師さんを探し始めました。

 

ネットにはたくさんの情報が載っており、グレイヘアを大切にしてくれる美容師さんもいらしゃることが分かりました。

 

そんななか、まず連絡を取ってみようと思ったのは、30代前半のときに通っていた美容師さんです。

 

いつもカラフルな髪色をしていて、ファンキーな雰囲気の素敵な女性。

 

懐事情からすると若干高めの値段設定だったので、なんとなく足が遠のいていたのですが、彼女なら私の気持ちを分かってくれるかもしれない。

 

私は、久しぶりに連絡を取ってみました。

 

そして、彼女のところに通うこと数回。

 

相変わらず、カットもカラーも、とても上手な美容師さんです。

 

私は、それとなく「先々はグレイヘアを目指していきたい」という意思を吹き込みながら、チャンスをうかがっていました。

 

そして45歳になったとき、意を決して告げてみたのです。

 

「そろそろ髪色を明るくして、グレイヘアにしていきたいんだけど」

 

そのときの彼女の声と表情が忘れられません。

 

「待ってたよ! いつ決心するのかなって思ってた!」

 

もう、ワクワクが止まらないといった表情で言ってくれたその美容師さんに出会えて、私は本当に感謝しています。

 

髪色が黒から白になっていく過程を、グレイヘアだからこそ似合う色を入れながら、目いっぱい楽しむ。

 

そんな“たくらみ”の共犯者になってくれる美容師さんが、やっと見つかった瞬間でした。