「心理」と「悟り」 | 原初の星の物語

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オリジナル作品「紺碧の採掘師」のブログ。更新情報など。

少し前に紹介したこの本↓↓

 

 

「私」という夢から覚めて、わたしを生きる: ~非二元・悟りと癒しをめぐるストーリー~

 

 

つくづく何回読んでも素晴らしい…と思うのは、この本が「実用的な悟りの手引書」だから。

 

ちなみに上記の著者の二冊目の本は↓↓

 

 

 

さらに実用的な本なので一冊目の本の読後に読む事をオススメします。

 

 

 

今年の5月か6月頃かな

私の悟りの理解が起こった頃に悩んだのは

「カウンセリングどうしよう?」という事。

 

「心理」というのは「現象世界」の分野で

いわば「現実をいかに生きるか」的な

 

しかし「悟り」の理解からすると

全ては起こるがままなので

 

とはいえバイロン・ケイティの「ワーク」は

「それは本当か」で観念を変える手法で

つまり現実をいかに生きるかという事でもあり

 

エックハルト・トールも、動画の方では

「現実と悟りのバランスが大事」というような事を言っている。

 

 

ここで面白いのが、私は今年の3月頃に

過去に買った悟り本を殆ど売り払ったんだけど

(一読したくらいで殆ど読んでないから状態良しで高く売れたニコニコ)

 

売り忘れて家に残ってたのがアジャシャンティの本で

(しかも未読の新品のままという)

何となく読んでみたら

これが「悟りの理解が起こった後」の事を書いてる本でして

 

とはいえ英語を日本語に訳した本だし

ちょっと理解しづらい部分もあるんだけども

そこで「やはりカウンセリングも大事」という認識になり

 

8月になって現実的に色々と動く事があったので

カウンセリング受けつつ現実的対処をするという感じで

 

そして10月になって上記の本に出会ってビックリですよ。。

 

 

前置きが長くなってしまったけど

何が言いたいかというと


上記の中野さんの本で書いてあるように

「心理的な手法や知識」が必要な部分と

「悟りの知識」が必要な部分があって

そのバランスなんです。

 

感情の癒しとか「トラウマ治療」が第一な時に

悟りの知識(私は居ない、とか)を入れると

むしろ感情抑圧になって物凄い苦しむ。

…現に過去(十年前)の私はエックハルトの本とか悟り本を読んで苦しんだ。

(んで本棚の隅に放置してたのを捨てたら戻って来たという珍事)

 

しかし感情の癒しとかトラウマ治療だけでは

どうにも進まない時とか

更に前進しなければならないという時が訪れる

そんな時には「悟り」の知識が必要になる…というか

 

恐らくは「悟り」が理解できるような体験が起こると思う。

(全ては「あるがまま」なので

貴方にとってベストなタイミングでベストな事が起こる)

 

だから世の中には色んな心理療法とか

色んな悟り本とかがある訳です。

それは、それを必要とする誰かが居るから存在する。

人それぞれ必要とするものは違うので。

 

なので「これが絶対に素晴らしい」とか

「あの人の言う事は間違ってる」とかいう事はなく

 

現に私も、少し前までは

臨死体験者のアニータさんの言う事は素晴らしいと思ってた

今はそこから離れたけど、その過程は必要だった訳だし

 

大嶋先生のメソッドの中でも

自分に合うものと合わないものがある。

 

「どの視点から見るか」で見方もかわるんで。

 

という事で、「心理」と「悟り」はバランスよく

両輪が必要だという話で

そのことを明確に、分かり易く、非常に実用的に書いてるのが

上記の中野さんの本なので素晴らしいと思う訳です。

 

 

…よくよく考えたら自分の、このブログも、

4月頃までは心理分野の見地から書いてて

今は悟りの見地から書いてるから…なんだかな。。。

まぁ、必要な人が必要なとこを読むだろう。。ウインク