雪組公演『ひかりふる路』2回目&3回目

テーマ:

「革命は議会で

起きてるんじゃない!」

(現場で起きてんだ!) 


雪組雪組公演『ひかりふる路~革命家、マクシミリアン・ロベスピエール/SUPER VOYAGER!-希望の海へ-』 

 

2月6日の13時半に2回目。A席。 

6日は団体さんがいくつも入っていました。 

そして 
2月8日の18時半に3回目。S席です。 
8日は、幼馴染み経由でこまちゃん(沙央くらま)にチケットをお願いしまして、、、

結果・・・とてもいいお席でしたキラハート

 


チケットって売切れになっても、こんなにいいお席がちゃんと残されているものなんですね。すごいぞ、生徒席キラキラ
あと、 
8日は汐月しゅうくんご観劇。

金髪ロン毛で、前髪がブルー。 ロン毛だけど男にしか見えない・・・ビジュアル系ロックスターにしか見えない美しさですキラキラ
お隣にいた人も元男役さんっぽかったけど、彩羽真矢さんかな? 



はい。で、お芝居。 
またしても1曲目から泣きました(=´;ω;`=) 
胸が震えるぷるぷるを物理的に感じました。 
胸がふるふるするし、しかも、もう興奮しすぎて手までふるふるする始末。 
大丈夫か、私。 
だいもん(望海風斗)が銀橋に出ると、だいもんが行く道を照らすように順に銀橋の明かりがついて、、、2階からだとそれが見えて、そんな美しい演出にも泣きました(=´;ω;`=) 
そして3回目の時には 
「ああ、マクシム・・・今が彼にとって一番幸せでキラキラしてる時間なんだ」と思うと、また泣けました(=´;ω;`=) 
あれですね。 
『ラ・ラ・ランド』を複数回見ると、幸せなデートタイムに号泣する・・・的な現象ですね。 


それから、ロラン夫人が処刑される場面。 
ここでのだいもんときいちゃん(真彩希帆)の歌も泣きました。 
きいちゃん・・・歌はもちろん 
だいもんが歌ってる間、その片隅でナイフを手に苦しむきいちゃんマリー=アンヌも素晴らしいキラキラ
殺すべきだけど、殺せない、殺すために近付いたのに、愛してる・・・と、自分の中の二人が闘う姿、葛藤する姿が、歌でも表情でもしっかり表現されてて、見ているこっちが身悶えです。 
また、きいちゃん、8日の公演は感情の乗り方が特にすごくて・・・ 
最初のセリフからそれまでと言い方が全然違うな・・・「逆恨みよ」の言い方なんてまったく違う!と思っていたら、殺されてしまった家族の話を始めた瞬間に涙をこぼしていました(=´;ω;`=) 
その後もとっても良くて、 
マリー=アンヌって、家族や恋人を殺されたのに、

マクシムの理想を聞いて胸を打たれたり、貴族なのに庶民と楽しく家族のように暮らしたりして、素直でしなやかで強い、最高にいい女だなあとしみじみ思いました。 
あの後も、きっと素晴らしい人生を歩んだに違いないでしょうね。 



そんなトップ二人の歌声はとにかく素晴らしいんですが、 
雪組はコーラスも素晴らしいキラキラ
なんていうか、雪組にはぐいぐい引っ張る「俺だぜ!」みたいな人はいないけど、でもみんなが歌もお芝居も一定のレベルにきちんと到達していて、だからこそ立ち止まることなくずっとのめり込めるし、 
それに、そんな組子みんなが、みんなで猛烈にお稽古したのが伝わってくるから、その迫力がまた凄まじいと感心&感動しました。 

やっぱり、 
うわーっ!と空気が1点に向かって持ちあがった上 アップ うれしい上 アップ うれしい上昇気流のてっぺんに、だいもんが引き上げられて「うわーいにこっ」と笑顔で立ってるような、胴上げされて空高く飛んでるような、そんな風に見えます。 
それがすごく幸福感キラハート


幸福感といえば、 
私は基本的に悲恋物は苦手だけど、今回もハッピーエンドではないけど、 
でも一体この作品の悲しいはずなのに清々しい鑑賞後感、心地良さはなんだろうと考えたら、 
やっぱり

あのラストはロベスピエールにとって最善の選択で、 
ロベスピエールが得られる最高の幸せだったからじゃないかなと感じました。 
(ところで、ラストの牢獄の場面。洞窟のような、石造りの広々として何もない場所というのが伝わる声の反響具合がいいですよね、すごくGood!) 
ロベスピエールが幸せを感じているから、 
悲恋であっても、見てるこちらもちゃんと納得できるんじゃないかなと感じました(´ω`)


で、一人一人のお芝居も本当に素晴らしくて。 
笑顔が怖いあーさ(朝美絢)の背中にバサーッと黒い羽根コウモリが見えるのもそうなんですが(ロベスピエールをそそのかしていく場面、アニメか映画かマンガだったら完全に黒い羽根が生えたり、羽根が舞ったりすると思う)、 
ロベスピエールが自らの粛清を求めた時に腰を抜かすフーシェまなはる(真那春人)や、膝から崩れ落ちるオーギュスタンあやな(綾凰華)もとてもいいし。 
それから 
マクシムが自分の粛清を望んだ後、安心したはずのフーシェまなはるの 
「あれは本当にロベスピエールだったのか?」 
とか。あれも印象的。 
フーシェって、マクシムのことを憎々しく思っていたかもしれないけど、でも、タレーランと違って、フーシェにはマクシムがいないといけなかった。フーシェにとってマクシムが、自分がそこに踏ん張って立ち続けるための精神的な拠り所だったんじゃないかなぁ。
あのセリフと、フーシェだけが茫然と肩を落としている姿にそんなことを思いました。 

とにかくみんなが自然にそこに息づいていて、 
正直オペラグラスを使うのがもったいないorオペラグラスを全員に使いたい! 
という気持ちでした。 

あ、 
ダントン嫁のきわちゃん(朝月希和)。 
ベッドに横になって盆が回って出てくる時、その出てくる最中にご臨終鳥の羽根されていたのですね。
2階から見て気が付きました。 
こういうところとかさ、 
それからマクシムと決裂後に(あの、時計の音が響く演出も最高よねGood!2つのグラスにワインを注ぎ、一人乾杯をするダントンとかさ、 
そういうところに、いちいちグッとくるのよね(=´;ω;`=) 
ダントン・・・ 
奥さんが亡くなってからの彼は、大胆さが違うというか、 
奥さんがいる時も、いなくなってからも、大胆、豪胆、強がりが板についているんだけど、 
奥さんが亡くなってからは、自分自身の命に対して少し投げやりというか若干雑なんじゃないかという気持ちも伝わってきて、それがまた切ないのよね(=´;ω;`=)
それにダントンは、人前では笑顔で声が大きくて堂々としてるのに、 
一人になった瞬間に大きなため息をついたり、人に会う前に覚悟を決める顔をキッとしてみせたり、、、何あの瞬間の猛烈な色気ポポッ
ああ、ダントンの嫁になりたいポッ 
嫁になって本音を吐かせて楽な時間を提供してあげたい。 


・・・そういう、ひとりひとりの繊細な部分に、いちいちやられてしまうので、オペラグラスを覗く暇がなかなかないんだけど、

肉眼の視力をもっと上げたい。


そして専科さん二人。 
はっちさん(夏美よう)のタレーランさん。 
最後のセリフはとても仰々しくて、一瞬、今のナチュラルな雪組の芝居の中で浮いてるかなと思ったんですが、 
でも、それがまたメッセージ性が強くて場がグッと締まるし、タレーランの今後、これからもまた時代の流れに乗って企みながら生きていくというのがよく伝わってきました。 
今後ってつまり・・・みっちゃん(北翔海莉)ですけどねニコ
そう言えば、はっちさんタレ様は、みっちゃんタレ様より足の引きずり方が軽かったな。
あれからもっと悪くなるのね。 

そしてこまちゃん。 
今回、もしも小池センセーの作品だったら、こまちゃんを娘役に転向させたかった小池センセーだし、もしかしたら翔くん(彩凪翔)とこまちゃんの役柄は逆転していたんじゃないかなと思ったり。 
でも、退団公演で、かわいらしくて正義感があって夢に燃えつつ、友情を大事に、奥さんを大事にする、素敵な男性を演じられて本当に良かったなと思います(-∀-) 
末っ子カミーユくん。 
お目目キラキラキラーンで、奥さんの方が結局精神的にパワフルで、マクシムとダントンに何かあると泣きそうな顔でおたおたするカミーユくん。かわいかったなぁ(-∀-)


そして、次男のマクシムくん。 
だいもんってば、歪んだ信念で狂っていくのがなんでこんなに似合うんでしょうね。 
ダントンに痛いところを突かれて顔を上げられなくなるマクシムもお似合い。 
みりおちゃん(明日海りお)が苦しむ姿が好きという人もたくさんいますが、私はみりおちゃんは朗らかに笑っているのが好きです。 
でも、だいもんは苦しむというより、狂っていく、そんな姿が好きです。 
特に、ダントンとカミーユを処刑後、サン=ジュストにキラキラ無邪気全開、少年な笑顔で「次は何を?」と聞かれて(ここがサン=ジュストの怖さよね)「何をしたらいい?」と問い返す力ないマクシムが、地味に最高に怖い瞬間でしたサーーッッ・・・ 
この人、

自分が何をしてきて、何をしていくのか、もう何もコントロールできないのに恐怖政治で処刑しまくってるのよ。怖いガーン!!
弟が止められたら、まだ良かったんでしょうに。 
痛い部分を突かれて、その言葉に耳をふさいだり、批判を直視できなくなったら終わりだわー・・・やっぱり独裁スイッチドラえもんってすごい道具だわー・・・。 

最後に、マリー=アンヌの背中を優しく押し出すマクシムに、一番温もりを感じるというのもまた切ないですね(=´;ω;`=) 
独裁スイッチのオチ、やっぱりすごいわー・・・ドラえもん 


ところで気になったのはですね、 
マクシムさんってやっぱりグロいのがお嫌いなのかしらってこと。 
恐怖政治最初の処刑シーンも、「ふんっっ!!」と勢いよく手を出すだけで、顔をそむけているし、

ダントンとカミーユの処刑も見ていない。

手を下しているのは「どれだけこの手が穢れても構わない」とロベスピエールを妄信しているサン=ジュスト。 
かいちゃん(七海ひろき)のロベ様も、ギロチンが落ちる前に背中を向けて立ち去っていて、手を下しているのはショーヴランなのよね。 
嫌なことから目をそむけて、

痛いことから顔をそむけて、 
そんなことしてるから

お前はダメなんだよ!

と言ってやりたい。。。 
清廉の人とも言われているらしいロベスピエール。 
完璧主義で潔癖症なのかもしれないけど、その本当の姿は、ものすごく弱くて、だから完璧じゃないといけない恐怖にとらわれている、真っ先に恐怖で狂っていた人なのかもしれないな。。。 



あれ? 
ところでロラン夫人の旦那・・・どこいった? 
りーしゃーーー(透真かずき)!!と、思った2回目。 
3回目はしっかり確認しました! 
ヒゲのりーしゃ。弱そう。。。 
ロラン夫人をお前呼ばわりするくらいしか、旦那らしいところがない苦笑い(汗)。
ロラン夫人ってね、タレ様とイチャイチャしすぎなのよ苦笑い(汗)。
タレーランと浮気されても何も言えなそうなりーしゃ。 
旦那形無しよねー(汗)。(汗)。(汗)。

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