居酒屋さんを巡ったりしていると3軒に1軒はこのお方がいらした痕跡が伺える、そんな居酒屋紹介のプロ、吉田類さんの新刊を買ってみました。
ちなみに2杯目となっておりますが、1杯目は購入しておりません。
今回は東京・神奈川・静岡のお店30軒が掲載されております。
テレビ放送したお店を掲載しているのですが、スタッフが改めて再取材をしており、写真のクオリティは非常に高くどれもとても美味しそうに見えます(^◇^)
正直なところ掲載軒数がちょっと少ないなあと最初思ったのですが、その分1軒1軒の情報量が多く、類さんのお店に対してのエッセイも文章量が多いので、お店について詳しく知りたい人なら購入しても損はしないと思います。
こういったガイド本、昔は行っていないところに付箋をして「今度行ってみよう!」的なところが面白くてつい買ってしまう、という感じだったのは最近では自分が行ったお店をどういう風に著者が書いているのかが気になります。
※単にお店を探すだけなら食べログで何とかなっちゃいますからねえ・・・出版不況大変です(>_<)
類さんの文章はなんというか読んでいてお店に対しての温かさみたいなものをとても感じます。
お酒を飲んでの取材って実は凄く大変、お店の人が不快にならないよう、しかしながら情報はきっちりとらねばならず、酔いつつも頭は冷静、という相反するものが求められます。
類さんは呑んでいながらそのあたりがちゃんとしている(もしくはしているように見える)ところが取材後のお店で店主が嬉しそうに「類さんが来てくれたんだよね」と話してくれたりする理由なのかもですね(^o^)丿
((裏猿吉君))
まあアンタには一生無理なスキルだね。