こわれかけた砂浜のバス停

小さなかばんひとつで降りた

水着も持たずに やって来た

広がる海の色は ゆううつ色

 

無邪気な子供に戻りたくて

短い休暇をとってきたけど

そんな簡単には行かないね

広がる青空は せつない色

 

不意に声をかけてきた

海の家の少年

一人旅の理由は聞かない

そんなやさしさ  笑顔 

心をくすぐる

 

無邪気な子供に戻れそうで

二人で歩く白い砂浜

靴のなか砂の痛みさえ気にならない

広がる海の色は やさしい色

 

蛍が見れると誘われた

夜のビーチ

線香花火持って走るあなた

ちょっと無理があるけど

嬉しくて 涙あふれた

そんな私にあなた囁く・・・

 

きみは海辺で見つけた小さな天使

0時をすぎても僕だけのシンデレラ

きみは海辺で見つけた小さな天使

時間を止める魔法を教えてあげるよ

だから帰らないでおくれ

 

きみは海辺で見つけた小さな天使

都会の森では生きられないアリスさ

きみは海辺で見つけた小さな天使

時間を止める魔法を教えてあげるよ

僕だけの少女でいておくれ

 

 

色を塗り替えた砂浜のバス停

小さなかばんを持って 佇む 

なにも言わずに帰る私 ごめんね

海はやっぱり せつない色

 

無邪気な子供に戻れない

幸せな時間は長く続かないね

あなたも気づいてるはず

短い恋ほど 激しく燃えると

 

恋の魔法が解けてしまう前に 

ひとりバスに乗るわ

思い出を大切にしたいから

ひとりバスに乗るわ

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詩を書きながら思ったけど、この主人公、よく考えたら
失恋したばかりなのに海でナンパしてきた男と楽しんで

結局黙って帰るっていう、最低な女の子に思えてきました笑
海に来た理由は。。。失恋じゃないかも、、、それはご想像にお任せします。