お子様の語彙力が心配です | 深谷市の学習塾【彩北進学塾】からのメッセージ

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小学生の授業をしていると少し心配になるときがあります。

 

どんな時に心配になるか。

・文章を読んでいて間違って読んでいても気付かない

・文を切る場所が不自然でもなんとも思っていない

・漢字の間違いがありえない間違え方をする

・使う言葉がほぼ同じ

・作文を書いてもらうと意味が分からない

 

要するに語彙力が心配なわけです。

語彙力の低下が心配されるようになったのは少し前からのことですが、最近授業をやっているとそれを実感することが多くなってきました。

 

語彙力が低下していることにより、国語力は表現力の低下が起きているわけですが、そもそも語彙力とは何なのか。言葉の数はもちろんですが、その知っている言葉を理解する力と伝える力を含めて語彙力といえるでしょう。

 

語彙力の低下については良く言われているのが子どもたちを取り巻く社会の環境の変化が原因とされております。

 

大人たちと接する時間が少なくなったことや読書量の低下、生活環境など様々な原因があります。

 

語彙力が少ないと

・教科書がきちんと読めない、理解できない

・自分の気持ちや考えを表現できない

・国語だけでなく他の教科にも影響してしまう

 

など、勉強面・成績面でマイナスになることが多いわけです。

 

そして、やはり塾で見ていると語彙力の少ない生徒の方が学力は低い傾向になっております。

 

 

日常生活で語彙力をつけることが一番ですが、言葉ですから、会話することが一番です。

 

ただ会話をすればよいわけではありません。

返答が「うん」「そう」「わかった」などの言葉では語彙力をつけるどころか低下につながります。会話の内容を深堀していかなくてはなりません。そうすることで頭で考えて整理して言葉にして伝えようとしますので、語彙の使い方や表現力の向上にもつながるわけです。直接子どもと話をしなくても、大人と大人が会話をしている場面に子どもがいるだけでも結構言葉を吸収するチャンスが生まれております。

 

また、これは当然といえば当然ですが、活字の文章を読むことが大切です。本を読むことが良いですが、読書離れがよくニュースなどでも取り上げられています。小説ではなくても漫画からでもよいので、小さいころから本を読む習慣をつけておくのがよいでしょう。

 

そして、語彙力をつけるのに実はとても良いのが、遊びや体験です。遊びを通して子どもたちはさまざまな言葉を吸収し身につけていきます。遊ばない子どもが増えてますので、そういう意味でも語彙力が身に付かない理由の1つになっております。友達とさまざまな遊びの中で多くの言葉を学んでいきます。また、実際に山や川など外へ出ていろいろな体験をすることやたとえ家の中でもswitchのようなゲームではなく、しりとりをしたりトランプで遊んでみたり、かるたやパズルなども大いに役立つことでしょう。

 

そして、最後に毎回書いておりますが、やはり最強の学習ともいえる「音読」は語彙力だけでなくいろいろな学習効果が期待できますので、やっていきましょう。

 

彩北進学塾では、小学生の国語では、子どもたちの状況に合わせ、音読や調べ学習、言葉探しゲームなども取り入れながら語彙力もアップさせるように工夫しております。もちろんひたすら文章を読んで問題を解く生徒もおりますが、個々で合わせることができるのが彩北進学塾の良いところです。

 

読書をする時間もありますので、何かのきっかけで本を好きになる可能性もありますね。もちろん漫画もありますので。

 

将来、子どもの学力や成績が心配なら、早い段階で語彙力を意識しておくとよいと思います。特に国語の読解力には語彙力は不可欠です!