派遣された大手学習塾の責務はとても有意義なものであり、多くのことを学べることができた。
その間、私は私立高校に履歴書を送り続けていたが、私立高校は経験者か新卒しか受け入れてくれないのかなかなかいい返事をいただくことができなかった。
もちろん私の学歴が些末のかもしれないが。
1年半だろうか、その月日がたった後、その学習塾の塾長から、人事異動の関係上来年の契約はしない方向だという話をいただいた。
うっすらわかってはいたので、さほど驚きもしなかったが、やはり現実を突きつけられるとずしんと重いものが腹にのしかかるような気がした。
改めて就活に本腰を入れなkればならなかった。そんな2月。A社から約2年ぶりに連絡がきた。
「ある塾が講師を募集している。専任講師なのですが・・・」
背に腹は代えられぬと私は飛びついた。しかしそれが講師派遣会社の闇を垣間見ることとなる序章だった。