2年ぶりにかかってきた相手の声は心なしかおどおどして聞こえ、若くも感じた。

 

名前を田中とする。

 

最初でこそ専任の話ではあったが、話を進めるにつれて準専任となっていた。

 

行き先の見えない就活であるため、表面上快諾もしてはいたが、そのような話が出る前から私は念には念を入れて、こう言っていた。

 

「私立高校に履歴書を送っています。私立高校からいいお返事を頂けたら、私立高校優先に致しますね。」

 

田中もそれについて快諾していた。

 

それから面接の日程を決め、3月6日にメールが届いた。

 

「先方に伺う日程が3月6日(木)15:30~となりましたので」と・・・

 

実際2015年の3月6日は金曜日であり、そして木曜日は5日は12日であった。

単なるミスではあるが、その後の文面で私に妙な気配がした。

 

「当日は佐藤というものが同席させていただきます」と・・・・

 

この佐藤という人物がこの裁判記録の被告となる人物である。