前回からのつづきです
大台ヶ原から桃の木山の家までのログと・・・
大台ヶ原から桃の木山の家まで・拡大ログ③
光滝に背を向ける(15:08)
3人は先で待ってくれていたが、自分が向かってくるのを確認して進み始めた
追いつきたいのはやまやまだが、大杉谷の景観がそうさせてくれない
いちいち足を止めては渓相を撮る
澄んだ水に癒される・・・が、疲労は抜けない(笑)
先には崩落地が見えた
あそこを通り抜けなくてはならない
きわどい地形だが鎖場が頼もしい
探勝路の保全に努めてくれる方々に感謝しかない
途中にあった大岩
あの小岩は乗っかっているのか、そもそもああいう形の大岩なのか
険しくなってきた
弱った足腰に活を入れる
下りて・・・
相変わらずの渓相
ふう~っと深く息をつく
柱状節理のような岩壁
印はあるが道は険しい
手をそえながら進む
崩落地を抜けた
進んでいく
岩の大きさと数に自然の畏怖を感じる
澄んだ水もいったん増水すれば恐ろしいまでの破壊力を秘めているのだ
進んで・・・
進んでいく(by さくらい君)
振り返ってポーズするなんて余裕あるじゃないか(笑)
参ったな
渓谷美をパチリ
なんともいえない色味に魅了される
こんな景観を見ると疲れとは別に気分が高揚するものだ
進んで・・・
吊橋を渡る3人
七ッ釜滝吊橋だ
七ッ釜滝は近い
進んで・・・
下りて・・・
下り進む
途中、写真には撮らなかったが休憩を入れた
それが拡大ログ③の休憩地点②(15:41)
5分ほど腰を下ろして休んだ
進んでいくと明らかに滝の音と感じる激しい音が鳴り響く
七ッ釜滝の上段か
何段目かは分からない
木々越しで写真だといまいちだが肉眼だと済んだ釜が見てとれる
七ッ釜滝をパチリ
この姿が見えればもうすぐだ
七ッ釜滝まであと170m
東屋だ
七ッ釜滝展望台に到着(16:12)
看板を入れてパチリ
七ッ釜滝
落差はネットでまちまちだが100mというのが多い
見えているのは下の三段だ
ベストポジションから外れて下部を入れてパチリ
ちょっと寄りすぎた
横構図で
滝にばかり目が行きがちだが周囲の岩壁も壮大だ
ちょっとズームして撮る
雨も降っておりスローでは撮らなかった
各段ごとにズームアップ
記念撮影(by さくらい君)
七ッ釜滝・・・正直に言えば遠望なので充足感は足りない
訪れる前は何段目かは不明だが、あわよくば直下にアタックできないかとも考えていたのだが
雨という天候と今の自分の状態を考えれば無理だろう
ルートも不明だしジオグラフィカと実際の地形を見て、取りつけそうな所を見極めるつもりだったが
今回は自重、展望台からの眺めで終わりとした
しかしながら、下り立った滝猛者たちがいるのは確かな事なので、いずれ挑戦してみたい
七ッ釜滝は滝の印象というより、自分の不甲斐なさが残る印象となってしまった
東屋にあった案内板
別沢で遡行になるようだが、いくつか滝がある
この辺りも行けるものなら行ってみたいが・・・
七ッ釜滝展望台をあとにする(16:28)
あとは山小屋の桃の木山の家を目指すだけ
木々越しだが渓谷美を見つめる
素晴らしい景観だ
淡々と進む
疲れた、キツイと思うだけで疲れるというか・・・機械のように無心で歩く
橋を渡り・・・
眼下に見える山小屋
安堵の一息をつく
桃の木山の家に到着(16:58)
マジで疲れた
ここまでの所要時間はおよそ7.5時間、移動距離は11.7km
密度の濃い滝巡りだった
後半は雨も降られたが、山の天候という事を考慮すれば、なんとかもってくれた方だと思う
受付を済ませる
1泊1人、10000円
夕飯と翌日の朝飯、お昼の弁当付
山小屋の雰囲気という事で自分達の寝床をパチリ
2階だ
天井までは低く、中腰で歩くような感じ
風呂場はあるが3人までの交代制
浴槽は大人3人が座れる程度
シャンプーや石鹸の類いは使えない
お湯で汗を流すだけ・・・とはいえサッパリ出来るのはありがたい
夕飯はカレーだ(by さくらい君)
あまりにも腹が減っていたので自分はフライング気味で食べ始める
食事風景(by コーイチさん)
メチャクチャ美味かった
定番メニューだが最強といったところ
寝床の準備をして、しばし談笑
自分は歯を磨き、トイレを済ますとコーイチさんとTさんが食事処で晩酌していた
自分は飲めないが輪に加わる
滝談義に花を咲かす
小1時間くらい話したのだろうか
20時か21時か、忘れてしまったが完全消灯ということで滝談義は終了
布団に潜った
足が伸ばせてしかも布団の中という、車中泊とは雲泥の差だ
外から聴こえる沢の音も心地良い
しかしながら、寝付けない
自分は寝床が変わるとなかなか寝付けないタイプ
身体は疲れているのに・・・まだ気が張っているのか、明日の期待感か
スマホの時刻は22:30を過ぎていた
参ったな
諦めて暗闇の中、沢のせせらぎに耳を傾ける
いつしか、うつらうつらしていた
つづく
このブログを見て行ったとして事故やトラブル等を起こしても
当方では一切責任を持ちませんので、全て自己責任で行動してください