深夜に徳島県に入り、道の駅にて車中泊しました
そして朝
道の駅・温泉の里 神山
残念ながら天気はよくない・・・今のところ雨は止んでいるけど、どこまでもつかなぁ
軽く準備運動をして、本日の1本目、雨乞の滝に向かいます
雨乞の滝は100選滝の1つ
今回の滝遠征は6県に出向きましたが、100選滝を中心に周る計画なのです
雨乞の滝をグーグルマップで検索して経路開始
20分弱で到着予定です
それでは出発~
で、パンを食べながら運転していると
右の腰辺りからなにやら痛みが
背筋を伸ばしたり、前のめりになったり、左右に向いたりと
ごそごそしても楽な姿勢は見つけられず、痛みは増すばかり
なんだろう、鈍痛なんだけどめちゃめちゃ痛いという・・・なんとも説明しづらい感じ
ついには民家の前でいったん停車
車から下りて、立っていれば楽なのかなと思いましたが一向に痛みは引きません
参ったな
とりあえず雨乞の滝まで向かって、駐車場でしばらく横になってみるかと思い車を走らせました
20分弱で到着予定なので距離はさほどでもないはずなのに
痛みが増して耐えられなくなり、道の拡幅部に駐車
後ろで横になれるよう荷物なんかを整理していると今度は吐き出す始末
なんだ、これは
こんな症状を出す自分の体に不安が襲い始めました
吐き気が落ち着いたので、車の後ろで横になりましたが
痛みは改善されず
姿勢を変えても楽にはなりませんでした
「背中 腰 痛み」おそらくこんなワードだったと思うのですが
ググってみたら、上から1つ目が腰の筋を伸ばしたとか筋肉痛みたいな文面
2つ目は膵臓がん(苦笑)
3つ目は胆のうがどうとか、そんな文面が表示されて
あかん、こんなものは見るもんじゃないなとスマホをしまい横になりましたが
痛みは引かず、どうにもならない
これは自分の気力があるうちに道の駅に戻って救急搬送してもらうしかないと判断
Uターンをして、なんとか道の駅へ戻りました
とりあえずトイレを済ましたら、また吐き出しまして・・・
言いようのない不安の中、道の駅の店員さんに事情を説明
救急車を呼んでもらいました
割とすぐに救急車が来て、ストレッチャーに乗り、搬送してもらいました
それでも病院までは30~40分くらいかかるとの事
事の顛末を搬送員さんに説明しながらでしたが、痛みは変わらず
結石や血管に血栓が詰まるとこういう症状になるとの説明
苦悶のなか、ようやく病院に到着
ここでもまた吐き出して、オレの体はどうなっちまったんだ?といいようのない不安
とりあえず点滴(生理食塩水だから脱水症状にならないようにという事か)を打ってCT検査マチです
このCT検査マチがめちゃくちゃ辛かった
とりあえず検査をして診断しないと痛み止めが出せないんですって
痛みで悶えましたからね
ホントに参りました
う~う~、悶えながら待っていると、ようやくCT検査へ
検査中も辛かったなぁ
写真を見る限り、結石ではないようだから
血栓の詰まりを検査するのに造影剤を飲んでどうたらこうたら・・・
もう好きにしてくれ、早く痛み止めを~、
心の中で叫びながらうなだれていると
上司の方が写真を見て結石を見つけたらしく
尿管結石と診断できたので痛み止めを打てますよ、と
痛み止めの座薬を入れてもらい、救急外来の病室で安静にしていると・・・気付いたら眠っていました
2~3時間安静にしていたんですかね
担当医が来てくれて経緯を説明してくれました
結石の大きさは2mmほどで、ほっとけば自然排出されるから
普段より水分を多く摂って早く排出されるように心がけてください、
ただ排出されるまでは、いつどこで痛くなるかもしれないから痛み止めの薬を出しておきますとの事
また、痛みから吐くこともあるので結石の症状ですよと伝えられました
ここで滝巡りは続行しても大丈夫か? と聴いてみると「大丈夫じゃないですかぁ」ですって
一応、排出されるまでは痛みの再発がいつどこで来るか分からないから
その辺の兼ね合いじゃないですかとの事でした
やれやれだぜ、良かったぁと一応、一安心
点滴を外され待合室へ
ただね、大失敗は保険証を自宅へ忘れてきてしまったんですよ
精算の時に事務方の人と話しましたが、場所が場所だけに
とりあえず10割負担で払って地元で払い戻しの申請をしてみてください、という流れになりまして
有り金は診療代と薬代に消えてしまいました
診療していただいた病院
徳島赤十字病院です
病院内にATMがあったのでキャッシングをしてタクシーで道の駅へ
道の駅へ戻ってきたのが15時くらいでしたか
それにしても・・・
この場所、このタイミングで尿管結石なんてなるぅ?
もう信じられない
でも、山の中で発症しなかっただけ不幸中の幸いと思うべきか
とりあえず、グーグルマップで自宅までの経路を出してみると
所要時間9時間半の735km だって
帰るに帰れんわ
この後、どうするかな
とりあえず痛みはないし、雨乞の滝までは20分弱だから
雨乞の滝は見ておくか
ということで雨乞の滝へ向かいました
皆さん、くれぐれも滝遠征など遠出する時は保険証を忘れずにしましょうね
そ
れ
と
対応してくださった道の駅 温泉の里 神山のスタッフさま、
救急車の搬送員さま(地元の消防隊でしたかね)、
診療に携わった徳島赤十字病院の救急スタッフさま、誠にありがとうございました
この場を借りてお礼申し上げます
長文、すいませんでした
でも書かずにはいられなくて・・・