ラスジェ領内 悪魔警察北署跡

 

 

 

 

カナディアンマン 「ここら辺が悪魔警察だった場所!?」

吉貝アナ 「えぇ、そのハズです! キン骨オババ特製ナビが示しています!」

ーボ 「岩肌に・・・ 大きな窪みがあるだけですね・・・ 建物らしき跡は?

キン骨オババ 「魔界の住民は殆どが洞窟で暮らしておる。 建物って言っても岩のオブジェの様なものじゃよ!!」

スペシャルマン 「そうか、だから宮殿も岩のくりぬきの様なモノなんだ!!」

中野和雄 「時空の歪みがここら辺の岩を根こそぎ持っていっちゃったんでしょうねぇ~」

戸谷アナ 「窪みをよく見てみると部屋の様な跡がありますよぉ~!! ほら!!」

ミセス闘道 「えぇ、しかしこれが警察署!?」

武神流・くのいち 「超人の気配はしないわ! !? いや、微かだがあちらから殺気が!!」

ーボ 「あちらへ行ってみましょう!!」

 

 

 

 

 

ーボ 「しかし、16人で動いては、他の悪魔超人に感付かれるのでは!?」

与作さん 「大丈夫だぜよ~! オラ達の乗ってる生命維持装置は、キン骨オババの魔術で他の悪魔超人に見られないようになってるだぁ~!」

五分刈刑事 「そうでもなきゃ、諜報活動なんてやってられっかぁ!!」

平野アナ 「正義超人には見えて聞こえて、悪魔超人には見えないし聞こえない! 随分、都合の良い魔術なんですねぇ~!!」

コニタ 「だから、悪魔超人には、8人に見えるんでーす!!」

タザハマヒロシ 「ミーボくんも生命維持装置に入りますかな!?」

ーボ 「いやぁ・・・」

キン骨マン 「大丈夫、ピンチになったら、オババがテレポーテーションさせてくれるわいなぁ~!」

シャレコウベ 「ムヒョ~! 魔界内なら自由にテレポート出来るんだわいな!」

スペシャルマン 「戦力は4人か・・・ ビッグ・ボンバーズと・・・」

武神流・くのいち 「えっ!? 私達にチーム名なんかありませんよ! だって、ライバルですよ!!」

ミセス闘道 「そうねぇ、決勝でこれから闘うところでしたから・・・」

中野和雄 「どうです? “ナデシコ・シスターズ”なんて!」

武神流・くのいち 「シスター!? 修道女? そんなお淑やかじゃないわ!!」

コニタ 「武術家、マーシャルアーチスト・・・ “ナデシコ・マーシャルアーチスト”は、どうだなもぉ~?」

戸谷アナ 「呼びやすいチーム名が良いですね~ “マーシャルアーツ”は“武術”って意味で、“マーシャル”は“戦争の”って意味です。」

武神流・くのいち 「拙者は、撫子ってガラじゃないし!!」

ミセス闘道 「くのいちは、忍術だから武術家で良いですけど・・・ 私は武道家!! 術なんかじゃありませんわ!!」

平野アナ 「“マーシャル・ロード”ってことですか!?」

吉貝アナ 「2人ですから“マーシャル・ローズ”ですね!!」

コニタ 「それは良いだなもぉ~ くのいちさんには“バラ”の意味で、ミセスさんには“道”の意味なんだなもぉ~!!」

カナディアンマン 「あ、あれは!?」

 

 

ーボ 「魔界警察の警官!?」

『バキッ!! ドガッ!! ドスッ!!』

キン骨オババ 「誰かと戦っているようじゃが・・・」

『バキッ!! ドガッ!! ドスッ!!』

 

三重県 吉田様考案

“新正義の5本槍”

ティーパックマン

 

三重県 吉田様考案

“新正義の5本槍”

カレクック

 

静岡県 渡辺様考案

“新正義の5本槍”

スカイマン

 

群馬県 千葉様考案

“新正義の5本槍”

キューブマン

 

ゆでたまご氏考案?

“新正義の5本槍”

チエの輪マン

 

スペシャルマン 「ティーパックマンにカレクック、スカイマンにキューブマン、チエの輪マン!!」

カナディアンマン 「彼らが叡智の神様が送ってくれた5人の正義超人なのか!?」

 

 

 

サーレの宮殿 (魔界帝国)

 

プラネットマン 「ぐうぅぅ・・・」

マイクマン 『あぁ~っと!! プラネットマン、毒によって崩れた~!!

クロックマン 『こんなんじゃ、プラネットマンは退いた方が良いんじゃないですか!?

ズン!!

クモのコチラス 「さぁ来い!!」

クチビルマン 『クモのコチラスがリングインです!!』

ミリオン・ヘル 「俺がプラネットマンの代わりに!!」

プラネットマン 「待て!!」

悪魔将軍 「・・・プラネットマンの好きなようにさせてやれ。」

マレーバクマン 「ほう、プラネットマンを降ろさないのか!?」

マレーバク獣人 「そうでしたら、人間界のルールで行きましょう!! リング上で戦うのは1人!! タッチで交代する方式です!!」

マレーバクマン 「タッグの形式を取ってはいるが、1人負けたら1人追加して良いぞ!! 事実上、2対7のタッグマッチだ!!」

悪魔将軍 「フン、それで良いのか!?」

プラネットマン 「有り難い・・・ 悪魔将軍様のようにヨガで直ぐに回復出来なかった・・・ もうしばらく、解毒の時間を・・・」

マイクマン 『あぁ~っと!! プラネットマン、エプロンサイドに下がり、座禅を始めました!!

悪魔将軍 「よし、これからはタッグマッチとする!!」

クモのコチラス 「よぉ~し!! “PSネットワーク”で行くぞ!!」

 

 

マレーバク獣人 「PS!? プレイステーション?」

クモのコチラス 「“プラネット”の“P”と“スパイダー”の“S”だ! どっちもネットつながりだ!!」

クチビルマン 『マレーバク獣人がエプロンサイドに下がり、クモのコチラスとマレーバクマンが最初に戦うようです!!』

マレーバクマン 「オレ達のチーム名は、シンプルに“バクマンズ”だ!! 丸書いてチョン、丸書いてチョン・・・

『カキカキカキ・・・』

クロックマン 『あれ~!? 試合前に落書きを始めましたよ、マレーバクマン!! マットに自分の手のペンで描いてます!!』

パソコンマン 『これって“どらエモン”の絵描き歌!? 妙に上手いですねぇ~!!』

『カ~~~~~ン!!!!』

マイクマン 『ゴングが鳴って、魔界帝国“サーレ防衛隊”対、ヤクト・ゼーレ“セブンアニマルズ”戦、第6試合が始まりました!!

クチビルマン 『第6試合目は、タッグマッチ!! プラネットマンとクモのコチラスの“PSネットワーク”対マレーバクマンとマレーバク獣人の“バクマンズ”の戦いです!!』

クロックマン 『プラネットマンは、復帰できるんでしょうか!? 魔界帝国側は、タッチワークが期待できません!!

マレーバクマン 「さぁ、2体描きあがってるぜぇ!! 獣人、頼む!!」

マレーバク獣人 「おぉ!! ロッタン、ピッタン、サッタン~ ロッタン、ピッタン、サッタン~

マイクマン 『あぁ~っと!! リングサイドでマレーバク獣人が不気味な呪文を唱えています!!

『ゴワゴワゴワ・・・』

やおきん・リスカ考案?

“召還超人”

ウマイモン

 

細胞愚考案

“召還超人”

ドコデーモン

 

クチビルマン 『あぁ~っと!! キャンバスに描いた落書きが実体化!! 2体の超人が現れたぁ~!!』

マレーバク獣人 「行け~!! ウマイモン!! ぶっ飛ばしてやれ!!

クモのコチラス 「フン、こんなヤツに何が出来る!?」

『サッ!!』

『スタッ!!』  『スタッ!!』

マイクマン 『なぁ~んと!! いきなり試合放棄!? クモのコチラスが構えただけで、召還された超人がリングを降りてしまいました!!

パソコンマン 『見るからに非戦闘員ですよね・・・』

マレーバクマン 「よし、出来た!! 獣人、頼む!!」

マレーバク獣人 「おぉ!! ロッタン、ピッタン、サッタン~ テッケンザウルス、クモを潰してやれ~!!

『ゴワゴワゴワ・・・』

細胞愚考案?

“召還超人”

テッケンザウルス

 

マイクマン 『あぁ~っと!! もう1体現れました!! 超人と言うか恐竜です!!

クロックマン 『ティラノザウルスと言えば前足が小さいですが、この恐竜は逞しい腕です!!

パソコンマン 『しかも、金属のグローブを付けています!!』

クモのコチラス 「ぐむむ・・・」

テッケンザウルス 「グルルルルル・・・」

マイクマン 『でかい恐竜を目の前にして攻めあぐんでいます!! 

プリプリマン 「守護超人のリングに部外者の乱入は卑怯だろ!!」

ダークII世 「生命の炎で焼き殺ししまえ!!」

悪魔将軍 「・・・・・」

マレーバク獣人 「残念ですねぇ~!! コイツは、元はと言えば絵、乱入ではございません!! そうですねぇ~ 影分身するようなもんですかねぇ~? 影分身が増えても部外者が乱入とは言えないでしょう~!?

ダークII世 「ウググ・・・」

『バシュ!!』

コンドラー 「グワッ!?」

『バシュ!!』

プリプリマン 「なっ!?」

『バシュ!!』

フラッシャー・バルーン 「フシャ!?」

『バシュ!!』

ダークII世 「おわっ!!」

マイクマン 『あぁ~っと!! 場外乱闘です!! 先ほど逃走したウマイモンが、ピンクの巨大なパイプイスを振り回して魔界帝国陣営を襲撃しています!!

パソコンマン 『パイプイスではありません!! あのピンクは、ドコデーモン!! 扉の中に入った者は、何処かへ飛ばされてしまいます!!』

ミリオン・ヘル 「て、てめぇ~っ!!」

バキッ!!!!

マイクマン 『あぁ~っと!! ミリオン・ヘルの反撃!! 強力なパンチがドコデーモンを破壊した~!!

クチビルマン 『脆いですねぇ~!!』

ドガッ!!!!

マイクマン 『続いてミリオン・ヘルの強力なキックがウマイモンに直撃!! どっかにぶっ飛んでいってしまいました~!!

クロックマン 『これまた弱い!!

マレーバク獣人 「あらあら、ドコデーモンを壊しちゃったのですか!? お仲間さんは魔界のどっかにぶっ飛んで行っちゃったのに~ これじゃぁ、戻ってこられないですねぇ~!!

ミリオン・ヘル 「くそ~っ!!」

 

 

マイクマン 『7人いた魔界帝国軍ですが、場外乱闘で4人が消え、リング上のクモのコチラス、コーナーのプラネットマン、リング下のミリオン・ヘルの3人のみになってしまいました~!!

ジコルデ 「オレもいるけどな!!」

マレーバク獣人 「プラネットマンの旦那は使い物にならないし、結局、事実上2対2のタッグになっちゃいましたね~!!

クロックマン 『2対2って、テッケンザウルスがいますから、3対3!! しかも、プラネットマンは瞑想中ですから、3対2.5ってところでしょうか!?

テッケンザウルス 「ガオォォォッ!!!!

ガブッ!!!!

クモのコチラス 「グハッ!!」

クチビルマン 『あぁ~っと!! テッケンザウルスがクモのコチラスに噛み付いて場外に降り立ちました!!』

マレーバクマン 「よくガードしてくれたぜ!!」

マイクマン 『キャンバスには2体の超人の絵が!! なんと、テッケンザウルスが動かなかったのは、マレーバクマンが絵を描くまでガードしていたからだった~!!

クロックマン 『テッケンザウルスの股の下でせっせと描いていたんですねぇ~!!

マレーバク獣人 「ロッタン、ピッタン、サッタン~ ロッタン、ピッタン、サッタン~ 大暴れしてやんな!! ダーティバッファローにクラッシャーハート!!

『ゴワゴワゴワ・・・』

 

稲妻の月光様リクエスト

“召還超人”

ダーティバッファロー

 

稲妻の月光様リクエスト

“召還超人”

クラッシャーハート

 

マイクマン 『さらに2人の巨漢超人が召還された~!!

クチビルマン 『ゲゲ~ッ!! バッファローとスイカの超人!?』

マレーバク獣人 「フガフガフガ!! 見ての通り、私はマレーバクマンの描いた超人を悪魔霊術で召還することが出来るのです!!」

マレーバクマン 「フガフガフガ!! “ペンは剣より強し”ってね!!」

クロックマン 『コレじゃ~ タッグパートナーじゃなくても、セコンドでOKじゃないですか!?』

パソコンマン 『う~ん、ウマイモンやドコデーモン!! テッケンザウルスにダーティバッファロー、クラッシャーハート・・・ 皆、実在する超人です!! 適当に描いた超人ではありません!! ちゃんと超人DATAが検索できますもん!!』

マレーバク獣人 「フガフガフガ!! そう、使いたい超人に予め魔石をくっつけておくだけで召還出来るのです!! 便利でしょう!?」

クチビルマン 『それだったら、魔方陣とか描いて召還した方が早くないですか!?』

マレーバクマン 「フガフガフガ!! それじゃあ、ただ召還するだけだ!! 言うことを聞いてくれない!!」

マレーバク獣人 「これぞ我々の編み出した技、“貘漫剝闘離天羅(バクマン・ストーリーテラー)”!!!!」

マレーバクマン 「召還し思うがままに操ることが出来る技なのだ!!」

マレーバク獣人 「さぁ、テッケンザウルス、ダーティバッファロー、クラッシャーハート!! 大いに暴れるが良い!!」

マレーバクマン 「さぁ、場外乱闘のうちに次の超人でもゆっくり描こうかな!!」

 

 

 

 

 

毎週月曜日更新を目指し鱒・・・
(目指すだけ・・・)

このストーリーで使って良いオリジナル超人募集中!?
 
毎度言い鱒が、こんなストーリーも考えられるなぁ~
程度で見てくだ犀・・・