～ 地獄技 ～ クローンミート・サバイバルマッチ１５

『ドガ～～～ン！！！！』
『ジャストミ～～～ト！！　もろにカイト・ザ・奉行の“連凧雁字搦め式パワーボム”が炸裂～！！』
『羽が守ってくれたんでしょうかぁ？　バラバラにはなりませんでしたぁ～！！』
ザ・ガンリキ 「でも、相当な威力のようねぇ～　ファルコン・フィンガーが白目むいてるわぁ～！！」
サンボ参謀 「ファルコ～～～ン！！」
オオゼニー 「よっしゃ～！！」
『カンカンカンカン・・・！！！！』
『あぁ～っと！　戦闘不能の判断、ここでゴングです！！　先鋒戦は、飛翔チーム・カイト・ザ・奉行の勝利です！！』
『ファルコン・フィンガーは・・・　全然、持ち味を発揮しないまま終わってしまいましたねぇ～！　指技が見たかったですぅ～！』
『ファルコン・フィンガーが担架で運ばれています！』
ザ・ガンリキ 「これでいいかもね！　技を出し尽くしてしまうと、準決勝戦が辛いからね～！」

 

 
カイト・ザ・奉行 「全然疲れてないぜ！　次の奴、来いや！！」
『インターバルなしで良いんでしょうかぁ～！？　脚にはダメージ残ってると思いますぅ～』

『さぁ、これを受けて、赤コーナー、技巧チーム・次鋒のサンボ参謀がリングに上がりました！！　第２戦目は、サンボ参謀対カイト・ザ・奉行の対決です！！』
『サンボ参謀は、チンギス・ハン・ガーを倒していますよぉ～！　イーブンに戻せるかぁ～！？』
『まぁ、正確にはチンギス・ハン・ガーに変身していたポンコツ超人ハンターでしたけどね・・・』

サンボ参謀　（クリームソーダ様考案）

ザ・ガンリキ 「彼ぇ～　全然、チームの参謀らしくないけどねぇ～！！　ミーが参謀格だピョン！」
『カ～～～～～ン！！！！』
『第２戦目のゴングが鳴ってしまいましたぁ～！！ カイト・ザ・奉行、連戦です！！』
サンボ参謀 「“ＡＶタックル”！！！！」
『ガッ！！』
カイト・ザ・奉行 「！？」
『サンボ参謀の下半身に抱きつく高速タックルがきまった～っ！！』
サンボ参謀 「“高角度水車落とし”！！！！」
『ドガッ！！！』
カイト・ザ・奉行 「ぐへっ！！」
『あぁ～っと！　担ぎ上げたカイト・ザ・奉行をありえない角度で落としましたぁ～っ！！』
『のっけからハイスパートですぅ～！！』
オオゼニー 「いつもならヒラリ、ヒラリとかわすのに・・・」
ザ・ガンリキ 「ファルコン・フィンガーの地獄技で脚が言う事を聞かないんだピョン！」
サンボ参謀 「“高速ビクトル投げ”！！！！」
『クルクルクルッ！！　ガスッ！！！』
『無理やり立たせてサイドに移った瞬間、高速回転！！　“ビクトル投げ”で前方へ回転しました～っ！！』
『３回転ぐらいしましたよぉ～！！』
ザ・ガンリキ 「痛めた脚に膝十字～！！　効いてるピョン！！」
サンボ参謀 「４８手の地獄技の１つ！　“菊一文字固め”！！！！」
カイト・ザ・奉行 「ぐわぁぁ～！！」
『“ビクトル投げ”で“膝十字”にキマってますが、股間が妙に接触！！』
『“４８手の地獄技”って言ってましたよぉ～！！』
ザ・ガンリキ 「ガッハハハ！！　サンボ参謀のヤツ、ファルコン・フィンガーの“４８手の地獄技”を盗んでいたのかピョン！！」
『脚のダメージもそうですが、コレは精神的ダメージの方が大きいですよ～！』
『エロ系超人、２連戦はキツいっすぅ～！！』
カイト・ザ・奉行 「へん！！　オイラにはコレがある、行け！！　“竹ひごワーム”！！」
『グニュ～～～～～！！』
『カイト・ザ・奉行の両袖の竹ひごが飛び出したぁ～！！』
『あれっ！？　１本しか動いていませんよぉ～！！』
オオゼニー 「ムムム・・・　もう一本は偽物！？　針金か！？」
サンボ参謀 「本物はココにあるぜ！！　“竹ひごワーム”！！」
『グニュ～～～～～！！』
『サンボ参謀の道着の中からミミズのような竹ひごが現れたぁ～！！』
ザ・ガンリキ 「ガッハハハ！！　サンボ参謀のヤツ、開始早々、相手の技を盗んでおったかぁ～　面白すぎるピョン！！」
オオゼニー 「回転している間に針金とすり替えたと言うのか！？」
『２本の竹ひごが絡み合っています！！　カイト・ザ・奉行の竹ひごは救出には向かえません！！』
カイト・ザ・奉行 「バンブステンがオイラ以外になつくとはな・・・　ならば、“尻尾褌・乱れ打ち”！！！！」
サンボ参謀 「サンサンボーッ！！」
カイト・ザ・奉行 「！？」
『あぁ～っと！！　いつの間にか尻尾褌が結ばれています！！　これでは動けな～い！！』
オオゼニー 「回転している間に尻尾を結んだと言うのか！？」
サンボ参謀 「本物の奴凧の様に脚を無くしてやるわ！！」
『グワキッ！！！！』
『サンボ参謀、さらに膝十字に力を加えたぁ～！！』

クローンミート・サバイバルマッチ１６に続く！？
７月１１日更新予定！？
毎度言い鱒が、こんなストーリーも考えられるなぁ～
程度でお楽しみくだ犀・・・