サタン 「忌々しい!! ワシの言うことが聞けんとは・・・」
残虐の神 「おぉ、将軍様!」
サタン 「何故、知性の神と強力の神を止められなかった!!」
飛翔の神 「お言葉ですが、我々は止めました!」
技の神 「ヤツらの独断です!!」
サタン 「おのれ・・・ スキャンダラスを脅してクローンを3体も作らせたは良いが、やはりワシは乗り移ることが出来ん・・・」
残虐の神 「!? ならば、私めが将軍の代わりに!!」
『ゴワゴワゴワ・・・』

ミート・コンドリア


残虐の神 「お前は今日から“ミート・コンドリア”と名乗るのだ!!」
飛翔の神 「食べ物の名前じゃないのかよ!? 私も将軍のために!!」
『ゴワゴワゴワ・・・』


ミート・ナットウ

飛翔の神 「お前は今日から“ミート・ナットウ”と名乗るのだ!! イソフラボーン!!」
技の神 「抜け駆けは許さん!!」
『ゴワゴワゴワ・・・』

ミート・パイ



技の神 「お前は今日から“ミート・パイ”と名乗るのだ!!」
サタン 「もはやワシには止められん・・・ 勝手にやるが良い・・・ これだけは教えておいてやろう、チームメイトに女を混ぜなければ儀式は成立されないハズだ・・・」



 ところ変わってアメリカはテキサス、テリーマンの牧場・・・

ミート・ローフ 「ハァ、ハァ・・・ ここまで来れば、あの悪行超人も追って来まい・・・」
RX-LOVE 「ソウ・デスネ・オウジ・ダイジョウブ・デショウ・・・」
テリーマン 「ヘィッ!! ユー達は何者だ!?」
ミート 「テリーマン、どうしたんです!?」
ウォーズマン 「侵入者なのか!?」
ミート・ローフ 「どうか、ボク達を助けてください!! ボクはシュラスコ星の王子、ミート・ローフ。 こちらはボクの警護をしてくれているRX-LOVEです。 悪行超人に追われてこの地球まで逃げてきました。」
テリーマン 「シュラスコ星!? う~ん、聞いたことがないぞ。 ミートくんは知っているかい?」
ミート 「いいえ、聞いたことがありません。」
ウォーズマン 「私のコンピュータ検索でも見当たらない・・・」
RX-LOVE 「ワタシノ・コンピュータニハ・チャント・アリマス・・・」
ロビンマスク 「ん!? ラーメンマンがカルビ・レバーを背負ってやって来るぞ!」
ラーメンマン 「ミートくん、お姉さんの様子がおかしいぞ!」

カルビ・レバー 「・・・ミートよ、聞くのだ! シュラスコ星は確かに存在する。 しかし、暗黒物質に包まれているため、他の惑星の知的生物からは全くその存在が認知されていない。 その無名の星が、お前の祖先が暮らしていた惑星だ。」 
ミート 「えぇ、姉さん!? 祖先!? 私はキン肉族ではなかったのですか!?」
カルビ・レバー 「すまぬミートよ・・・ お前の記憶は私がすり替えてしまっていたのだ。」
ミート 「記憶!? 確かに思い当たるフシがあります・・・ ボクは姉のことはしっかりわかるのに、両親のことがさっぱりわかりません。 両親がいないことを不思議に思うことすらありませんでした。 誰かに記憶に蓋をされているように感じていました・・・ しかし、姉さんが!?」 
カルビ・レバー 「邪悪の神々は、お前のクローンに入り込み、儀式を実行しようとチームメイトを集めて回っている・・・」
ミート 「あ、あなたは、カルビ姉さんではないのですか?」
カルビ・レバー 「私は“ある能力者”と名乗っておこう。 残念ながら私の“能力”は完璧ではない。 辻褄が合わない記憶を授けてしまうのはそのせいなのだ。 しかし、断言する。 私はそなた達正義超人と共にある。 私を信じて欲しい。」
テリーマン 「あなたは超人の神ではないのですか?」
カルビ・レバー 「私は一超人だ。 神ではない。 しかし、今は亡き“叡智の神”の導きを知っている。」
ロビンマスク 「あなたに従えば、邪悪の神々の復活は免れるということですね!?」
カルビ・レバー 「その通りだ。 まず、ここにいる正義超人5人でチームを作るのだ。」
ミート 「ロビンマスクさん、テリーマンさん、ラーメンマンさん、ウォーズマンさん、そしてボクの5人ですね!」
カルビ・レバー 「いいや、ミートは正義超人チームの司令官となり試合を指揮するのだ。 ミートの代わりに、このカルビ・レバーをチームに入れなさい。 儀式には女性の超人が混ざることが条件になっている。」
ウォーズマン 「えっ? ミックスドマッチなのか・・・」
カルビ・レバー 「正義超人チームは、6チームのうちで勝ち上がってきたチームと戦うのだ。」
ラーメンマン 「邪悪の神は5人ではないのですか? まさか、サタンもチームを作るのですか?」
カルビ・レバー 「サタンはこの儀式には参加できんよ。 6チーム目は、お前、ミート・ローフが集めるのじゃ!!」
ミート・ローフ 「えぇ!? ボクがですか!?」
カルビ・レバー 「お前が地球に来たのは偶然ではない! 宿命だったのだ! 正義・悪行を問わずチームを作り、解散してしまった“超人血盟軍”を組織するのだ!!」
ミート・ローフ 「ボクが正義超人の援護射撃をするということですね! わかりました、引き受けましょう!! シュラスコ星王子として、“新・超人血盟軍”を作ってみせましょう!!」
カルビ・レバー 「ふう・・・」
『ドサッ!』
ミート 「カルビ姉さん!!」
カルビ・レバー 「う~ん・・・ えっ!? アレ、私何やってたんだろっ?」





本編に続く・・・
(やっとプロローグ終わった~)

この話はフィクションです。
こんなストーリーも考えられるかなぁ~程度でお読み下さい・・・