外国の国立図書館における新聞全文検索 | 特許翻訳 A to Z

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日本の新聞をキーワード検索したい場合、比較的新しい記事であれば、全国紙・地方紙ともに新聞社ごとに無料の検索システムがインターネット上に設置されていることがあります。

これが古い記事になると、オンラインで探そうとするとG-Searchなど民間の有料データベースを使うことに。
オフラインなら、朝日の「聞蔵Ⅱビジュアル」、読売の「ヨミダス歴史館」、毎日の「毎索」などのデータベース端末を館内限定で無料検索できる公立図書館が多いのですが、今のところ、国会図書館にもインターネット経由の無料検索システムは用意されていません。

一方、海外にはインターネットで国立図書館の新聞全文検索を無料で利用できる国があります。
英語圏のものをいくつかあげておきます。

 


■オーストラリア
National Library of Australia 「Trove

いろいろな国の新聞全文検索を使いますが、このオーストラリアのTroveは、他と比べると圧倒的な差で使い勝手が良いです。
媒体によって収録期間が異なりますが、最も古いものだと1800年代初期まで入っています。
新聞だけでなく、政府刊行物やジャーナル、単行本などを一括検索でき、新聞の検索結果で紙面上の該当する行にジャンプするのも容易です。

■米国
Library of Congress 「Chronicling America

Digitized Papersは1789年から1924年まで、Newspaper Directoryでは1690年以降の新聞をキーワード検索できます。
書籍など他の媒体も含めて検索するときは、検索システムのトップページから。
米国には、1851年以降の記事を検索できるNew York Timesをはじめとして各社ごとの検索システムがかなりありますので、上手に使い分けるとよいと思います。

■ニュージーランド
National Library of New Zealand 「Papers Past

2001年以降の記事を対象とした検索システムです。
全文検索が完全に機能しているわけではないようで、場合によってはGoogleで
  "キーワード" site:paperspast.natlib.govt.nz/
という具合にサイト指定検索をするほうが、多くの記事を取得できます。

■Google
世界の新聞を数十年から200年前後検索できる、Googleの新聞アーカイブです。
例)米国版
国を選択することで、それぞれの国の新聞記事を検索可能です。
ただ、厳密に国ごとに分類できているわけではないようで、国を変えても記事が重複してヒットすることがよくあります。

他には、たとえば英国British Libraryにも、新聞検索British Newspaper Archiveがあるのですが、検索だけなら無料でも記事紙面を表示させると有料です。

 


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