特許翻訳 A to Z

特許翻訳歴25年、業界改善を目指した情報発信歴22年。
自らの試行錯誤に加え、参加者数のべ1000名を超えるセミナーや講座、年間50名前後の個別相談などを通して得たスキルアップのヒントをお届けします。


テーマ:

復刻シリーズ。1999~2000年頃の3代目「特許翻訳の世界」です。
コンテンツの量は、残っているデータも含めて、この3代目から5代目あたりが最も多いです。

 


 

ブロードバンドが普及しはじめ、大きな画像や複雑なタグを使うサイトが急増したのですが、完全に逆行して、極力軽くすることに努めていました。
デザインよりも、実用性重視です。

このあたりから、IBMの今は無きInfoSearchという全文検索エンジンと、MicrosoftのSQL Serverというデータベースを組み合わせたシステムをおくようになりました。

最初に作ったのが、英日対訳の化合物データベースです。
自分が心底欲しかった→ネット上を探しても存在しない→自前で用意→無料で一般公開しました。
その後、同じ仕組みで、翻訳者のメーリングリストの過去ログ全文検索、IPCの英日対訳全文検索などを増やしています。


翻訳に使うWordマクロを公開し始めたのも2000年からで、連載を持っていた『通訳翻訳ジャーナル』で99年9月と10月に一括置換マクロのコードと使い方を書いたのがきっかけで、公の場に出すようになりました。

こうしたWordマクロを使う翻訳手法は非常に反響が大きく、のちにJapan Times紙での半面の大きなインタビュー記事にもつながっています。


ただ、こんな方法で翻訳ができるわけがないとか、邪道だとかいった風当たりも、相当にありました。
現在では、Wordマクロを翻訳作業に使うことは当たり前のようになっていますが、当時は非常識すぎると映った側面があったのでしょう。

それはおそらく、出し方が問題だったというか、説明不足だったのだろうと思います。

私の場合は、Wordマクロを取り入れたことで劇的な業務改善につながりましたが、どんな手法も万人に効果があることは有り得ないため、少なくとも合う人合わない人の線引きができる程度の判断基準は、必要ですね。
あとは、効果だけでなくデメリットについても、もっと検証・検討・考察すべきだった気がします。

この時期のコンテンツは相当数が残っていますので、いまの目線から整理しながら公開します。
 


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