久しぶりに神奈川県水産技術センター内水面試験場の丹沢半天然ヤマメの調査の
お手伝いに行ってきた。半天然ヤマメとは丹沢の在来種ヤマメと思われる個体と
養魚場のヤマメを交配させたヤマメです。では何でオスもメスも在来種で交配させない
のか?オスの在来種の場合、遠く離れた場所にある研究施設に持ち帰り飼育をすると
精子がストレスなのか精子を採取出来ないらしいです。
半天然、養魚場、漁協放流のヤマメなど捕獲されて行きます、調査区間30mごとに
ヤマメを捕獲していき、半天然ヤマメの行動データを取ります。
調査区間では、大きなカジカも沢山捕獲されます。可愛いですね
捕獲された各ヤマメは、体長、尾叉長、体重などのデータを取ります
区間別に分けて記録していきます。
まだ詳しくお伝えは出来ませんが、興味深いデータが取れているような気がします。
他の放流ヤマメに比べて、自然河川で半天然ヤマメが、どのような行動をとるのか
どのような行動範囲なのか、他のヤマメとの干渉で行動が変わっていくのか。
今後が楽しみになってきました。