パワーは循環させていこう~さすらいのタケルさん その4 | 音楽でよろこびの風を

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よろこび製造所へようこそ!
相模の風THEめをとのダンナ
いしはらとしひろです。

さすらいのタケルさん~4

タケルさん、タケルさん
すごい神社、行ってきましたよ。

「ほほう、それはよかった。
どこに行ってきたのじゃ」
日本武尊もご機嫌な感じです。

事任八幡宮
(ことのままはちまんぐう)
というところに
お参りしてきたのです、いしはら。
「これはまた遠くまで行ったの」
ええ。
僕が住んでいるのは
神奈川県相模原市。
八幡宮の場所は静岡県掛川市。
高速道を使っても
車で3時間くらいかかります。
ちょっとガッツの
いる距離ですね。

己等乃麻知比売命
(ことのまちひめのみこと)
という神様が祀られています。
姫、の名が示すとおり、
女神様ですね。

こちらには
タケルさんは
祀られてはいないのですが
でも、タケルさん
一つ訊きたいのです。

東京の奥多摩にある
御嶽神社って、タケルさんが開いた、
といわれているじゃないですか。
「言われている、じゃなくて
実際ワシがあそこに
神を祀ったのじゃ」
その神様のお名前は?
「櫛真知命(くしまちのみこと)」

御嶽神社、
僕も去年の夏、
初めて参拝しました。

御嶽山のてっぺんです。
とはいえ、ケーブルカーもあるので、
実際に歩くのは30分くらいですが、
それでも
結構階段をたくさん上るし、
ハードなところにある神社です。


もちろん、とても素晴らしいですよ。

「あのな」
はい。
「ワシがあの山に登った頃は
ケーブルカーなんぞなかったぞ」
そうでしたね、楽してすんまそん。

くしまちのみこと は
託宣や占いの神様と言われています。
この御嶽神社では
今も 太占(ふとまに)といって
鹿の骨を焼いて、
その焼いた骨に出る
模様をもとに占いをする、
というのが 神事として伝えられ、
毎年行われているそうです。

そして。
事任八幡宮の
ことのまちひめのみこと。
こちらも
言霊とか託宣の神様です。
というか、こちらの神様は
神社で口にした言葉、願いを
そのまま叶えてくれる神様、
だそうです。

清少納言
(女性エッセイストの走り)
の枕草子にも
「たのもしき」と書かれているそうな。

「すごいな」
感心してる場合じゃないですよ、
タケルさん。
あなたも神様でしょうが。
「オレも色々とお願いしたかった」
だ~か~ら~。
あなたも神様なんですってば。

で、創建の時期が
ひょっとすると
タケルさんが生きていた頃
なんですよね。
あなたの異母兄弟
成務天皇が
在位の頃らしいですから。

武蔵の御嶽神社と
ご祭神のお名前も似ているし、
神徳も共通点があります。
静岡県にもあなたの足跡は多い。

ひょっとして
こちらの神社にも
何か関わりがあったのではないですか?

「さぁな。教えな~い」
教えな~い、って。

「それよりもじゃ。
お前この神社に参って、
どうだったのだ。
何を願った?」
教えな~い。
「しばくぞ、こら」
あ、タケルさんは
マジで結構荒っぽい神様だった。
本気で怒らせたら
しばかれるどころの
騒ぎではないっす。

里の宮と、
その向かいの山にある本宮と
両方参拝したのですが。
「ほう、山にも登ったのか。
殊勝じゃの」

もちろん
どちらも 佳い気の流れる
素敵な場所でした。
里の宮は柔らかな、暖かい空気感。

そして、奥宮は。

すごかったです。
道路沿いの鳥居をくぐった瞬間から
「圧」がグッときました。


ああ、神様パワー溢れる場所だ。

山、といっても
10分くらいで登れる
小さな山なのですが、
その山頂にある
祠でお祈りしたら

急に温度が下がりました。

以前、奈良の大神神社で感じたのと
似たような空気感。
厳しさもあり、威力もあり。

そのとき
いろいろな言葉が降ってきました。
自分の中の言葉なのか、
それとも
本当に神様が下ろしてくれた
言葉なのかはわかりません。

およそ10分あまり
頭を垂れて
手を合わせて
たくさんのことを感じていました。

いくつものことがあったのですが、
そこで感じたことの中から一つ。

この奥宮は
間違いなくパワースポットだと
思うのですが、
そのパワースポットに対する
考え方がここで変わりました。

今まで、なんとなく
そういう場所でパワーをいただこう、
ということを
考えていたのだと思います、自分。
ああ、今日はここで
いいパワーをいただけたなぁ、
よかったよかったって。

でも、この日は違いました。
パワーは元から僕の中にある。
こういう素晴らしい場所に来ると
それがより活性化して
よい循環を始めるのだな、と。

感覚が変わりました。


僕の中のエネルギーの
温度が上がって
大地へ
地球へ
宇宙へ
(どんどん大きくなるなぁ、対象が)
どんどん流れていく。

でも、大きなエネルギーの流れに
身を任せているので、
自分が枯渇するわけではない。

今まで、いいものを貯め込もう、
と無意識にしていたのでしょうね。

それはそれでオーケー。
でも違うやり方もあるのだな、
と奥宮でわかりました。

そう、
大きな流れに
乗っかる感じだったのです。

だからもう色々なものを
「もらおう」と思わなくても大丈夫。

「お前、昔と違って
すがらなくなったな」
ええ、おかげさまで。
タケルさんのおかげですよ。
自分で切り開いてきた
神様ですものね、タケルさんは。

「で、何を願ったのじゃ。
ほれ、早く教えろ」
えー、言うんですかぁ。
「これを読んでいる皆様が、
お前の願いが数ヶ月後だか、
数年後だかに叶っているのをみたら
この事任八幡宮に対する
信心だって、
より深まるかもしれぬではないか」

そ、そういうもんですかね。

いや、そうだろうな。
証拠物件、だものなぁ。

まぁ、神様を信じるのに
証拠がなきゃ、
ってのもあれだけど。

わかりました。
タケルさん。

僕が願ったのは
僕とツマのやっている
音楽グループ
相模の風THEめをとが
今作っている
CDアルバム「ことほぎ」が
たくさん売れること

相模の風THEめをとの作り出す
音楽の素晴らしいエネルギーを
たくさんの人に届けて
幸せを分かち合うこと、
作り出すこと、です。

「おおお。言ったな。
なんだ、素直にオレに祈れば
叶えてやるのに、それくらい」
えー早く言ってくださいよ~。

でも、大丈夫です。
それだけの力が、
ちゃんと僕の中にあることが
わかりましたから。

考えてみたら
自分の歌の中でも歌っているんですよ。
変化の風 って歌の中で。



答えは風の中でなく
僕の中にある~♪
ってね。

後はそれを
貯め込むんじゃなくって
いい状態でみんなに
回していけばいいんですよね。

「そこまで来たんだったら
後は行動あるのみじゃな。
ワシは自分の知恵と行動で
日本を変えてきたのじゃから」

タケルさん、少しドヤ顔。

でも本当にそうだものなぁ。
ええ、ありがとうございます!

さすらいのタケルさん その5はこちら

さすらいのタケルさん その3はこちら

というわけで
タケルさんとの会話
まだまだ続きます。

読んでくださった皆様、
ありがとうございます。

※註 この文における
わたくし いしはらと
日本武尊の会話は
すべて いしはらの
脳内で行われているものです。



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