「寝る子は育つ」と昔から言われている通り、子どもにとって睡眠はとても大事です。

昼間、目いっぱい体を動かして遊ぶと、夜になると自然に眠くなるものです。

 

しかし、現代社会は体を目いっぱい使うことが少なくなってしまいました。

移動には、車を使うことが多くなり、ビルの中はエレベーターやエスカレーターが完備しています。

 

こうした、昼間に体を使うことが少なくなったことと同時に、大人全般が夜型の生活になってきている

ことが、子どもの夜更かしに大きく影響していると考えます。大人が夜型の生活を送れば、

必然的に子どもも夜型になってきてしまいます。

 

本来、子どもは夜がキライなものです。淋しくて、怖くて一人ではいられないのです。

ですから寝るときに「一人で寝なさい。」なんて言わないで、少しの時間子どもに付き合って

あげてください。大好きなお母さんやお父さんがそばにいてくれるだけで、心が落ち着きます。

 

できれば、絵本を読んであげたり、お話をしてあげたりすればもっといいですね。

寝る前のテレビは、脳が興奮してしまいますので、安眠の妨げになります。明かりも少し暗く

してあげて、何か自然に眠られるようなことを工夫されるのもいいかと思います。

 

夜十分に睡眠をとった子は、朝の目覚めがきっといいはずです。